大城和歌子の沖縄グルメ&スポット

ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄の「ウィークエンドブランチブッフェ」でプチ贅沢なブランチタイム

ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄が11月23日からスタートした「ウィークエンドブランチブッフェ」へ

 ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄は、11月23日から「ウィークエンドブランチブッフェ」の提供を開始した。

 ビュッフェ会場となるのは1階レストラン「セラーレ」と「クッチーナ セラーレ」。テラス席もあり、全200席以上の空間でゆったり食事ができる。

ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄
レストラン セラーレのオープンキッチン
レストラン セラーレの客席

 入り口を入るとすぐ目に留まるのは、色とりどりの野菜が並ぶサラダコーナー。ムラサキ芋やビーツ、ハンダマなどの葉野菜は地元産のものを用意している。

まず最初に目に入るサラダコーナー。緑はもちろん赤、黄色、オレンジ、紫と色とりどりの野菜がそろう
紫色が鮮やかなムラサキ芋やビーツは地元で採れたもの
ドレッシングはサウザンドアイランド、エシャロット、和風が用意されているほか、オリーブオイルなども用意

 その隣にはパンコーナー。焼きたてのいい香りが漂う。さらに、その奥にはデザートコーナーが。チョコレートファウンテンもあり、楽しみながら食べられる。

焼きたてのパンが並ぶ
デザートコーナーには、子供や女性に喜ばれそうなチョコレートファウンテン
ケーキもいろいろ

 オープンキッチンではシェフたちが肉などを焼いている。「ライブ感を大切に、出来立てを提供する」というコンセプトに基づき、ステーキやパンケーキなどもオーダーを受けてその場で焼いてくれる。

オススメメニューの一つ、ブラックアンガス牛ステーキを焼く総料理長のトーマス・グロスマンさん
丸焼きチキンもその場でカットしてくれる
ハムやテリーヌが並ぶコーナー
オリジナルパンケーキ、フレンチトーストもその場で焼いてくれる。自分で好きなようにトッピングもできる
特製ビーフカレーもオススメとのこと
カレー用のトッピングもいろいろあり、自分好みにアレンジできる

 レストラン「セラーレ」の奥には、本格イタリアン「クッチーナ セラーレ」がある。

 こちらではパスタとピザが食べ放題で、同様にオーダーを受けてから作ってくれ、出来立てを味わえる。パスタ、ピザとも3種類を用意している。

クッチーナ セラーレの入り口
カジュアルな雰囲気の客席
ピザはその場で焼き、出来立てを提供
3種類のパスタ。こちらもオーダーしてから作ってくれる
パスタマシン

 いよいよ実食。

 パスタに目がない私は、3種類全部制覇するつもりでまずはペンネを注文。ソースはトマトそのものの風味が活きていて、酸味と甘みがよいバランス。

 サラダもできる限りいろいろな野菜を盛り付けたが、取り切れなかった野菜もまだまだあった。ドレッシングはエシャロットをチョイス。

実食第1弾はパスタとサラダ

 次は、オススメだというフレンチトーストを。

 じっくり味が染みたパンを、オーダーしてからオーブンで焼いてくれる。

 トッピングも自分でできるようになっていて、私はクリームチーズとサーモンをトッピングし、メープルシロップを少しかけた。

 口の中でとろけるくらい柔らかくしっとりしている。クリームチーズやサーモンの酸味ともよく合っている。

 このフレンチトーストはホテルの朝食で人気の定番メニューなのだが、「ランチでも出してほしい」とお客さまからリクエストがあり、このブランチビュッフェでも提供することになったそうだ。

 肉は、ステーキかハンバーグか迷ったが、個人的にハンバーグが大好きなので2種類のハンバーグを選んだ。ハーブチキンのハンバーグと、牛肉のハンバーグ。チキンのほうはさっぱりとした味わい、牛肉はジューシーでしっかりした味わい。

 マッシュポテトと、野菜のソテー、キノコのソテー、ソーセージもチョイス。野菜のソテーは色鮮やかで、しかも柔らかく仕上がっており味付けもちょうどよい。

実食第2弾は、フレンチトースト、肉料理&ソテー
野菜ソテーは色合いがとてもきれいで、鍋に入っているだけでも絵になる

 どれも美味しく大満足。パスタのおかわりも考えていたのに、あえなく満腹で断念……。締めにコーヒーをいただき、プチぜいたくなブランチタイムを終えた。

 この「ウィークエンドブランチブッフェ」は週末と祝日限定で、料金は大人2700円、子供(4~12歳)1500円、4歳未満は無料(税・サービス料別)。

 ビュッフェタイムは11時30分~14時30分と長めなので、ゆっくりおしゃべりしながら楽しめる。宿泊客はもちろんランチのみの利用も可能で、広報担当者さんいわく「地元の方にも気軽に楽しんでいただきたい」とのこと。

ブラックアンガス牛肉にカバーしてある紙に、おちゃめなイラストが
ホテルロビーにはクリスマスツリーがお目見え

大城和歌子

横浜生まれのウチナーンチュ二世。東京での出版社勤務を経て1998年11月に沖縄移住、フリーのライターとなり「和歌之介」のペンネームで活動。主に音楽系記事を得意とし、沖縄インディーズの隆盛を間近で体感した。自らも音楽活動をゆる~く展開。現在、那覇市内でレコードバー「リンドウ」を営んでいる。