JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛
JAL客室乗務員が企画したツアー「フロマジェ長原ちさとのチーズプラトーと十勝の食と美酒を楽しむ」で十勝を満喫してください!
2025年2月8日 06:00
全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。
今回お話を聞いたのは、北海道・帯広支店で十勝の食と美酒ツアーの企画に携わるJALふるさとアンバサダーの小林千秋さん。
――取り組みについて教えてください。
皆さま、こんにちは。帯広支店に所属しておりますJALふるさとアンバサダー北海道担当の小林です。
本日は、私が企画段階から携わった、十勝の魅力をたっぷり味わっていただけるツアーをご紹介いたします。
――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。
突然ですが、皆さまは「十勝」と聞いて頭に思い浮かぶモノはなんでしょうか?
私は、青い空、広大な畑、牧草を食んでいる牛、そして黄色く輝く「チーズ」が頭に浮かびます。もちろんほかにも新鮮で美味しい野菜やお肉、海寄りの地区には海鮮、そして良質な小豆や小麦なども揃っていますから、あんこをはじめとした和洋スイーツも有名です。またワイナリーや日本酒蔵もあり、十勝は甘党から辛党まで食いしん坊さんにご満足いただける「美味しい!」がたっぷり詰まった「食の宝庫」なのです。
そんな食の宝庫・十勝を思いっきり味わい楽しんでいただくツアーを作り、まだ本当の十勝を知らない方々に美味しい十勝を知っていただきたい、味わっていただきたい、好きになって何度も来ていただきたい。そんな思いでこのツアーを企画しました。
ここ十勝には、ナチュラルチーズを生産するだけでなく、チーズプラトーというチーズに美しいカッティングを施しディスプレイする技術や、チーズそのものの知識を競う世界大会に初出場で堂々3位を取得されたフロマジェ(チーズの知識と技術を兼ね備えたスペシャリスト)がいらっしゃいます。
今回のツアーでは、北海道十勝の芽室町にあるTOYO Cheese Factoryの取締役でいらっしゃる長原ちさとさまに講師をお願いして、実際に「チーズプラトー」体験をしていただきます。そしてご自身で作ったチーズプラトーのチーズを同じエリアで丁寧に作られたMEMUROワインでペアリングをして実食していただきます。
また初日の夕食には、長原さまの作成された十勝チーズプラトーと一緒に、これもまた目に美しい食べる宝石、「ノーザンジュエリー」の十勝食材で作ったフィンガーフードの数々でおもてなしいたします。
お食事のあとで帯広の夜の街「北の屋台」でへ流れていただくのはお客さま次第です!
ツアー2日目には、十勝ワインの基礎を作った池田町のいけだワイン城へ。十勝ならではのワイン品種が生まれたストーリーを聞きながら試飲をしていただきます。同じく池田町にあるまきばの家ワイナリーでは、「チーズ工房NEEDS」の出張講師による「割けるチーズ作り体験」をしていただきます!
カードと呼ばれるチーズの基を、びよ~んと伸ばして作る割けるチーズは楽しくて美味しいチーズです。
十勝のワインとともにお肉を味わう昼食、帯広に復活した日本酒蔵での試飲など、運転のことを気にせずに食とお酒を一緒に楽しめるのは、専用車で回るツアーならではです。
日程は、3月15日出発の1泊2日と、2泊3日の帯広連泊か2泊目を十勝川温泉に泊まるパターンの3通りからお選びいただけます。お一人でもご家族、お友達同士でもお気軽にご参加ください。詳しくはこちらをご覧ください。
――今後の展開・展望について教えてください。
このツアーで十勝の食の魅力を知っていただき、次は違う季節の美味しい食にも触れていただきたいです。また、十勝は食だけでなく四季折々の美しい景色やアクティビティなども楽しめますので、ぜひ何度でも通っていただけるとうれしいです。
札幌や小樽、函館だけでない北海道十勝の魅力をぜひ体感してください。
――旅行者に向けてメッセージをお願いします。
まずは一度、十勝の「美味しい」体験をしにぜひツアーにご参加ください!きっと食の宝庫・十勝の魅力に胃袋を掴まれてしまう事間違いなしです。
このツアー中に少し体重が増えてしまうかもしれませんが、そこは覚悟のうえどうぞお腹ペコペコでいらしてくださいね。
皆さまのご参加をお待ちしております。したっけね。