私のイチオシ旅行グッズ
スマホのカレンダーと連動する腕時計「EDIFICE ECB-10」
2020年3月6日 07:00
- EDIFICE ECB-10:2万9700円
世の中にあふれる旅行グッズだが、価格やデザインだけで選んでしまってはもったいない。メーカーの担当者に企画コンセプトを聞いてみると、新たな魅力が発見できるかもしれない。
カシオ計算機では、スマートフォンのカレンダーと連動してスケジュールの開始時刻と終了時刻を教えてくれる腕時計「EDIFICE ECB-10」を販売している。同社 開発本部 時計企画統轄部 商品企画部 第二企画室の荒井秀介氏に開発の狙いを伺った。
――開発の経緯を教えてください。
荒井氏:EDIFICEはモータースポーツをテーマとしたウオッチブランドです。実際にF1レーシングチームへのヒヤリングを行ない、レース期間中は分刻みの予定を厳守する必要があり、タイムマネージメントが重要と知りました。この対話をもとに新製品の商品企画を行ない、新たな時間管理に役立つ機能を開発し、搭載いたしました。
――どんな機能があるのでしょうか。
荒井氏:スマートフォン上にあるカレンダー機能と連携させることで、イベントの開始時刻・終了時刻を把握し、音や液晶でお知らせするとともに、インジケーター針でカウントダウンを行なう「スケジュールタイマー」を搭載しています。また、スマートフォンリンクによって、ボタン操作なしで自動的にタイムゾーンの補正を行なうため、海外へ渡航する際にも安心してご利用いただけます。
――こだわりのポイントは?
荒井氏:レーシングカーのメンテナンスに使用するツールをイメージしたオクタゴンベゼルや、疾走感を演出する文字板の横向きのラインなど、時計全体でモータースポーツを表現しました。また、ビジネスにもカジュアルにも使用できるデザインに仕上げました。
――どんな人に使ってもらいたいですか?
荒井氏:モータースポーツファンをはじめとして、海外出張が多いビジネスマンにはもちろん、サークルや趣味で忙しいアクティブな若者にもぜひ使って欲しいです。
――ありがとうございました。