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「ホテルインディゴ犬山有楽苑」浅沼さんのオススメ

ホテルインディゴ犬山有楽苑 総支配人の浅沼源太郎さん

 19のホテルブランドを世界100か国以上で、6300軒以上展開するIHGホテルズ&リゾーツ。日本では北海道から沖縄まで7ブランドを約47ホテル展開中だ(2024年3月時点)。今回は、ホテルインディゴ犬山有楽苑 総支配人の浅沼源太郎氏にホテル周辺の魅力を聞いた。

施設名: ホテルインディゴ犬山有楽苑
所在地: 愛知県犬山市犬山北古券103-1

――ホテルインディゴ犬山有楽苑で働くようになったきっかけを教えてください。

 2020年にIHGホテルズ&リゾーツに入社し、ANAクラウンプラザホテル富山に総支配人として着任後、2023年6月に社内の人事異動により犬山に赴任となりました。北は北海道、南は沖縄まで転勤を繰り返してまいりましたが、東海地区では初めての着任となりました。

――どんなホテルですか?

 2022年3月に開業した156室の客室と宴会場、レストラン、バー、天然温泉などを兼ね備えるライフスタイル・ブティックホテルです。隣接する国宝茶室「如庵」、ホテル正面にそびえ立つ国宝「犬山城」に囲まれ、お客さまお一人お一人が自分らしさを取り戻して思い思いにご滞在いただけるホテルです。

 犬山市唯一の天然温泉「白帝の湯」を、ぜひご体験いただきたいです。少しとろみがかったアルカリ性単純温泉で、内風呂と露天風呂、サウナと、シンプルながら充分な湯あみをご堪能いただけます。また、湯上がりには全室にあるバルコニーで自分らしいひとときをお過ごしいただけます。読書をするも良し、グラスを傾けるのも良し、犬山城や木曽川を眺めるのも良しです。

――ホテル周辺で個人的にイチオシの観光スポットや飲食店などがあれば教えてください。

 まずは「犬山城」の天守閣でしょうか。開放的な天守閣最上階からは、西は伊吹山や濃尾平野を、東は小牧山城や名古屋市内まで一望でき、戦国時代の先人たちの思いに耽ることができます。また、城下にある「IMASEN犬山からくりミュージアム」も尾張のカラクリ人形文化を体感できるおすすめスポットです。

――オススメのレストランメニューは?

 街の個性を照らし出すという「ホテルインディゴ」のブランドコンセプトにあわせ、様々なネイバーフッドメニューを提供しています。地元農家さんと計画した、年間を通じて楽しめる地元野菜の数々がメニューを彩るのはもちろんですが、ホテルで生地から作る「犬山茶パスタ」はぜひお召し上がりいただきたいです。犬山市善師野の茶畑から生まれた抹茶を練りこんだパスタ生地と、犬山クラフトビールを隠し味に地場トマトと県産豚のベーコンを使用したソースが絶妙なハーモニーの逸品となりました。

――オススメのお土産は?

 犬山城下町から多少歩きますが、「小松屋商店」さんのところてんや蒟蒻です。慶応年間から続く蒟蒻屋で、蒟蒻は素材から吟味され手練りで丁寧に作られていて味の深みが違います。冬は玉蒟蒻、夏は刺身蒟蒻が楽しめます。ところてんは厳選された天草を羽釜で炊き上げる大将の思いのこもった一品です。売り切れ必至の人気商品ですので、早い時間帯でのお買い求めをオススメします。