旅レポ
ニュージーランドでリニューアルオープンした「JWマリオット・オークランド」を訪ねる
2026年1月2日 12:00
JWマリオット・インターナショナルが主催した「JWマリオット・オークランド」と「JWマリオット・ゴールドコースト・リゾート&スパ」を巡るメディア向けツアーで、ニュージーランドとオーストラリアを体験する機会を得た。初回は、オークランドにある「JWマリオット・オークランド」を紹介していこう。
非日常感が楽しめるニュージーランド航空「ビジネス・プレミア」
オークランドは、ニュージーランド北部に位置する同国最大の都市だ(首都はウェリントン)。オークランド国際空港へは、ニュージーランド航空(Air New Zealand)が成田との直行便を唯一運航している。ニュージーランドの夏シーズン(12月~3月末)は、週10便を運航しているので、こちらを利用するのが便利だろう。飛行時間は約10時間30分。ニュージーランド航空はANAと同じスターアライアンスに加盟している。
今回の往路では「ビジネス・プレミア」クラスに搭乗した。機材はボーイング 777-300ER型機。機材の都合で台北からの搭乗になったので料理はやや台湾風だが、シートやサービスはほぼ同様なので参考になるはず。
ビジネス・プレミアは、全席が斜め(ヘリンボーン配列)のシートアレンジで、照明も紫系の色とちょっと変わった雰囲気の機内で非日常を楽しめる。客室乗務員に頼めば、シートをフルフラットと着座モードに変更するセッティングをしてくれる。
ニュージーランドへのビザなしの観光で入国する場合は、アプリの「NZeTA(ニュージーランド電子渡航認証)」から申請し、国際観光税(IVL)と申請料を合わせてNZD$117(約1万240円。金額は頻繁に変更があるので注意)の支払いを済ませておく必要がある。これは「申請から最大72時間かかる」と書かれているので、なるべく早めに済ませておきたい。今回は申請後即承認のメールが来た。
また、出発24時間前から申請が可能になる「NZTD(ニュージーランド入国申告)」も、搭乗前にアプリから済ませてしまうことをお勧めする。機上で紙の申告書の配布はないので注意。どちらも日本語の表示が可能だが、記入は英語で行なう。今回この2つをあらかじめ済ませておいたので、入国はeGateでパスポートをスキャンするだけと、とても簡単に通過できた。
オークランド観光に便利な繁華街にある「JWマリオット・オークランド」
「JWマリオット・オークランド」(22/26 Albert Street, Auckland Central, Auckland)は、オークランド市街地のほぼ中心、スカイタワーや駅や港などが徒歩圏内にあり、活動の拠点として便利な位置にある。
空港からオークランドの市街地までは、クルマで45分程度かかる。スカイタワーのある「スカイシティ・オークランド」とのシャトルバスや、「エアポートリンク」バスと電車を乗継いで行く方法もあるのだが、免許を持っているなら国際免許証を取得しておき空港でレンタカーを借りてしまうのが、個人的にはオススメできる。
日本と同じ左側通行の右ハンドルで、流れもスムーズなので初見でも運転しやすいはずだ。ニュージーランド最大の魅力ともいえる郊外の自然豊富なエリアへの移動も楽になる。なお、今回訪れたニュージーランドとオーストラリアでは、Uberなどアプリの配車サービスも利用できた。
JWマリオット・オークランドは、既存のホテルをリニューアルをしたうえで開業した。「JWマリオット」は、創業者ジョン・ウィラード・マリオットの名前を冠しており、マリオットのなかで最上級のブランド。ニュージーランドでJWマリオットブランドは本施設が初進出で、ホテルは1階から10階まで。それより上の階はレジデンスという構造だ。
客室は271室と15室のスイートがある。最小でも36m2以上と余裕のある作りになっていて、すべての部屋でJWシグネチャーベッドとキャスト対応の大型スマートテレビ、無料Wi-Fiを備える。客室デザインには、自然の要素をふんだんに取り入れていて、深みのある木材があしらわれた落ち着いた雰囲気。自然をテーマにした壁やアートで飾られている。インテリアは世界的なスタジオ「O37デザイン」が手掛けている。
到着時には、歓迎として「JWマリオット・ティ・パーティ」が催され、バー「フォーラム」からのメニューとしてハイティの提供もあった。バンドの生演奏も加わり、シェフが好みの料理やドリンクを提供してくれるという本格的なパーティだった。
使われたこの939号室はもっとも大きなスイートルームの「ガバナー・スイート(Governor Suite)」。大きなリビングとダイニングにベッドルームが2室ある。ダイニングにはキッチンも備えていて、今回行なわれたようにシェフを呼んで料理を作ってもらうことができる。
JWマリオット・オークランドのエグゼクティブ・スイートに宿泊
今回宿泊した客室の「エグゼクティブ・スイート(Executive Suite)」は、ソファも完備されたリビングルームと寝室の2室に分かれていて、家族でもゆったりとくつろげる、66m2もあるかなり広めのスイートルーム。最大収容人数は3名。
10階には、屋内温水プール、サウナ、フィットネスセンターがあり、一面の大きな窓からはオークランド・ハーバーと都市の眺望を楽しみながらリラックスできる。もちろん宿泊者は無料で利用できる。
ホテルのレストランは2つある。メインは1階にある「トリベット(Trivet)」という、オールデイダイニング。朝はビュッフェスタイル、ランチとディナーも営業していて、バーカウンターも用意している。外から出入りできるエントランスもあり、宿泊者だけでなく誰でも自由に利用できる。
もう1つは日本料理の「クレーター(Kureta)」。こちらは11月4日にオープンしたばかりで、日本人シェフの中村昭宏氏が、客の前で鉄板焼きの腕をふるう。火曜と土曜のディナーのみ営業する。1階にあるのだが、隠れたような静かな場所にある。実際に行く場合は、スタッフに入口を聞くといいだろう。
これらレストランの実際のメニューに関しては、後ほど別記事で詳しく紹介していきたい。
JWマリオット・オークランドには、セールス部門にアソシエイトディレクターの遠藤大輔氏という日本人スタッフが在籍していて、コンシェルジュではないのだが、日本人の困りごとにも柔軟に対応してくれる。
遠藤氏は、ニュージーランドと南太平洋全域の優秀な人材を表彰する「2025年度 アオテアロア・パシフィック HMアワード」のセールス担当者部門(ニュージーランド)で優勝した人物。法人や団体の対応が主な仕事なのだが、個人でも複雑な注文を日本語で対応してもらいたい際には、ぜひ頼ってほしいとのこと。
なお、この「2025年度 アオテアロア・パシフィック HMアワード」では、ニュージーランドのラグジュアリーホテル部門でJWマリオット・オークランドが優勝している。
JWマリオット・オークランド 総支配人のギリッシュ・タルレジャ氏は、「アオテアロア(ニュージーランド)へようこそ! 長く白い雲が広がる地(※)、そして活気のある商業の街でもあります。ニュージーランドと日本の間には、火山やクレーターが多い山々だけでなく、自然、食べ物、文化、人々など、実は共通点がたくさんあると感じています。
日本の皆さまにもぜひお越しいただき、この地を直接体験していただきたいと思います。事前に見聞きした内容よりも、もっと雄大で素晴らしい体験が待っています。私たちの故郷ニュージーランドに日本の皆さまをお迎えでき、JWマリオット・オークランドでおもてなしできることを大変うれしく思います。ご滞在をお待ちしています」とのメッセージをくれた。
※「長く白い雲が広がる地」は、マオリ語のアオテアロア(Aotearoa)を意味する言葉。アオテアロアは、マオリ語でニュージーランドを表わす国名としても使われている。ニュージーランドではマオリ文化が尊重され、英語と並ぶ公用語として、さまざまな場所で併記されている。

















































































































