ニュース

ディズニー徒歩圏内に750室の大規模ホテルが誕生。「ザ ロイヤルパークホテル 舞浜リゾート 東京ベイ」を見てきた

2026年2月13日 開業
東京ディズニーリゾートの近くにオープンした「ザ ロイヤルパークホテル 舞浜リゾート 東京ベイ」

 三菱地所ホテルズ&リゾーツは、東京ディズニーリゾート徒歩圏内に「ザ ロイヤルパークホテル 舞浜リゾート 東京ベイ」(千葉県浦安市千鳥13-1)を2月13日にオープンした。客室など、施設の一部が報道公開されたので紹介する。

 東京ディズニーシーにほど近い場所に建てられた「ザ ロイヤルパークホテル 舞浜リゾート 東京ベイ」は、全国に24施設あるロイヤルパークホテルズのなかでも最大規模の客室数750室を誇る大型ホテル。家族やグループでの利用を想定しており、4名部屋を基本とした最大6名までの客室バリエーションを用意した。

東京ディズニーリゾート徒歩圏内の「ザ ロイヤルパークホテル 舞浜リゾート 東京ベイ」

デザインコンセプトは「旅の記憶」

 ロイヤルパークホテルズ「THEシリーズ」の千葉県初出店であり、地上14階建ての建物は新たに建築したものだ。もともとは東京中央木材市場が所有していた土地であり、その跡地に新築した。

 デザインコンセプトは「TRAVELOGUE=旅の記憶」。「Nostalgic」「Exotic」「Resort」をキーワードに、異国を旅したかのような強く印象に残る鮮やかさと、どこか懐かしく安らぎと温かさのある空間を目指した。

 記憶を受け継ぐという部分では、木材市場であった場所柄を彷彿とさせる木を多用した作りになっており、エントランスからチェックインカウンターにいたるまでの空間も同様に落ち着ける空間に仕上げてある。ロビーラウンジにあるCLT(直交集成板)を使った「積み木を登るように積層されたCLT階段」も注目ポイントだ。

船の船底をイメージしたホテル正面入口
エントランスからチェックインカウンターまでの内装
ロビーラウンジにはアイコン的な造形物「積み木を登るように積層されたCLT階段」が設置してある
CLTは「Cross Laminated Timber=直交集成板」のことで、軽い・施工が早い・環境負荷が少ないといった特徴がある

 館内は世界の海をクルーズ船で巡るような設えになっており、正面入口の船底をイメージしたデザインから始まり、ロビーなどは海中のなか、客室フロアの廊下は朝・昼・夜の海を表わしたデザインになっている。

航海をイメージしたロビーラウンジの一画
海中をイメージしたインテリア
客室フロアの廊下はゾーンごとにカラーリングが異なる

ザ ロイヤルパークホテル 舞浜リゾート 東京ベイ

所在地: 千葉県浦安市千鳥13-1
チェックイン/チェックアウト: 15時/11時
客室数: 750室
駐車場: 約400台(有料・事前精算)
アクセス: JR舞浜駅からクルマで約5分、舞浜駅~ホテル間を無料シャトルバスが運行
Webサイト: ザ ロイヤルパークホテル 舞浜リゾート 東京ベイ

こだわりの「コンセプトルーム」とバリエーション豊富な「スタンダードルーム」を用意

 客室デザインは大きく分けて2種類あり、ユニークな世界観を演出した「コンセプトルーム」と世界の4つの海をテーマにデザインした「スタンダードルーム」がある。

 どの客室にも共通しているのは電子レンジを備えていることで、24時間営業のコンビニエンスストアと合わせて便利に使えるとのことだ。また、環境への配慮から客室内にはペットボトルウォーターなどは置いておらず、各フロアに設置してあるウォーターサーバーを利用する。最新のホテルらしく、客室のコンセントにはUSB Type-Cポートを備えている。

すべての客室に電子レンジを用意
1階には24時間営業のローソンがオープン
飲料水はウォーターサーバーを利用する
客室のコンセントはUSB Type-Cポートを備えている

 水回りは、トイレはウォシュレットを備えており、浴室は洗い場付きのバスタブを設置している。一部、シャワーブースのみの部屋もある。

TOTO ウォシュレットを備えたトイレ
バスタブを備えた浴室

ユニークな世界観を3種類用意した「コンセプトルーム」

 コンセプトルームは2階フロアに用意しており、「アラビアン」「オーシャン」「サファリ」の3タイプがある。また、宿泊人数に応じて、スタンダード ツイン、スーペリア ツイン/トリプル、デラックス フォース、ファミリーデラックスを用意している。

 公開された「アラビアン スーペリア トリプル」は定員3~4名の部屋で、映画「アラジン」に出てきそうなインテリアで統一されているのが特徴。ディズニーリゾートとセットで楽しめそうだ。

「アラビアン スーペリア トリプル」
内装は高貴な色彩で統一されている

「オーシャン ファミリー デラックス」は定員6名の部屋で、その名のとおり、海をモチーフにしたマリンブルーの内装が美しい。4つのベッドとロフトに2つの寝床を用意しており、隠れ家的で見張り台のような雰囲気のロフトは子供が喜びそうだ。

「オーシャン ファミリー デラックス」
壁面には海中の様子が描かれている
ロフトには帆船を思わせるロープを用いた柵を設置

 サファリは「サファリ スーペリア トリプル」と「サファリ デラックス フォース」を見せてもらった。どちらもサファリをイメージさせる動物の壁画とテント、キリンの置き物を設置して雰囲気を盛り上げているのだが、トリプルのキリンはかわいらしい“生まれたて”サイズ、フォースのキリンは天井まで届きそうなビッグな“成長期”サイズになっているのが遊び心もあっておもしろい。

「サファリ スーペリア トリプル」のキリンは生まれたてサイズ
「サファリ デラックス フォース」のキリンは天井にぶつかりそうな成長期サイズ

多様なニーズに応える「スタンダードルーム」

 スタンダードルームは「アジアンエメラルド」「インディアンジャスミン」「ギリシャブルー」「メキシカンサンフラワー」の4つの海をテーマに、内装のカラーリングが変えてある。

 部屋タイプは、アジアンエメラルドが「スーペリア フォース」と「デラックス フォース」、インディアンジャスミンが「スタンダード ツイン」と「スーペリア ツイン」と「ユニバーサル」、ギリシャブルーが「スーペリア トリプル」と「スーペリア トリプル ローベッド」、メキシカンサンフラワーが「デラックス フォース」と「ファミリー デラックス」を用意している。

「アジアンエメラルド スーペリア フォース」
「インディアンジャスミン スーペリア ツイン」
「ギリシャブルー スーペリア トリプル」
「ギリシャブルー スーペリア トリプル ローベッド」
「メキシカンサンフラワー ファミリー デラックス」

2階には409席の多国籍ビュッフェを朝食用に用意

 食事は2階にある多国籍ビュッフェ「THE COMPASS」で提供する。席数は409席となっており、テーブルとイスのほかに、ソファ席も用意している。メニューは和洋中の総菜、ご飯・パン・うどん、サラダバーなど品数は豊富。しばらくの間は朝食のみ提供するが、ゆくゆくはディナーの提供もしていく考えだ。

多国籍ビュッフェ「THE COMPASS」
子供から大人までが楽しめる多種多様なメニューを用意

ディズニーリゾートを楽しむ3~4人客をメインに想定

 発表会では、三菱地所ホテルズ&リゾーツ ブランドマーケティング部 部長の青山茂久氏がブランドの位置づけや今後の展開について説明し、総支配人の萬崎泰弘氏がホテルの特徴などを紹介した。

 ロイヤルパークホテルズは主軸ブランドとして「THEシリーズ」から「ICONIC」「THE」「CANVAS」を展開しており、舞浜リゾートは「THE」を冠するライフスタイル型ホテルであり、千葉県では初出店であることを紹介した。初出店でありながら最大規模の施設を用意した理由については、同エリアにあるホテルの規模が大きく、多数の利用客を受け入れている事例から判断したとのことだ。

 舞浜リゾートは3~4人の友人・ファミリー層をメインに見込んでおり、萬崎氏は「いずれの客室も大きめのテーブルを配置しているので、ディズニーリゾートで遊んで帰ってきたお客さまが、そのテーブルを囲んでおしゃべりをしたり、食事をとったりしながら、旅の余韻を楽しんでいただける空間になっています」と客室の特徴を説明した。見込まれるインバウンド需要については、当初は2割、その後は3割に達するのではないかとの予測を示した。

三菱地所ホテルズ&リゾーツ株式会社 ブランドマーケティング部 部長 青山茂久氏
ザ ロイヤルパークホテル 舞浜リゾート 東京ベイ 総支配人 萬崎泰弘氏