旅レポ
宿泊・食事・お酒まで全部コミコミの「グランドメルキュール沖縄残波岬リゾート」滞在記。今夏オープン「エグゼクティブラウンジ」が素敵だった!
2025年10月8日 06:00
- 2025年10月 時点
沖縄県きっての景勝地・残波岬に建つリゾートホテル「グランドメルキュール沖縄残波岬リゾート」(沖縄県中頭郡読谷村字宇座1575)に1泊2日で滞在してきました。
旅の目的は今夏7月26日に完成した「エグゼクティブラウンジ」。広くて青い海を一望できる最上階に位置していて、時間帯によって用意される軽食やスイーツ・アルコール類を、ゆったりとした“うちなータイム”で堪能することができました。
2024年4月にアコーのホテルブランド「グランドメルキュール」として開業
グランドメルキュール沖縄残波岬リゾートは沖縄本島中部の読谷村(よみたんそん)にあります。以前は「ロイヤルホテル沖縄残波岬」という名称でしたが、45以上のブランドを展開するアコーのプレミアムブランド「グランドメルキュール」として2024年4月にリブランドオープンしています。
那覇空港からはクルマで約70分。今回記者はレンタカーで向かいましたが、空港リムジンバスの停留所があるのでクルマを運転しない人でもアクセスは簡単です。
そんなグランドメルキュール沖縄残波岬リゾートの魅力は、宿泊料金に夕食、朝食、ビュッフェレストランでのドリンク、大浴場やプールアクティビティなどが含まれるオールインクルーシブだということ。滞在中はオリオンビールや泡盛「残波」も飲み放題です!
それだけでもハッピーなのに、さらに今回はエグゼクティブラウンジも堪能できるというご褒美のような1泊2日の滞在だったのでした。
1時間早くチェックインできる高層階のエグゼクティブフロアに宿泊
今年7月26日の「エグゼクティブラウンジ」オープンに伴ってラウンジアクセス付きの客室となったのが10~12階のエグゼクティブフロアです。今回は11階のエグゼクティブ ツインに泊まりました。
ちなみにエグゼクティブフロアの客室を予約すると、通常15時からのチェックインが14時から可能となります。日が短くなるこれからの時期はこの1時間はかなり貴重。特典を使わない手はありませんね! さらに混雑時はプライオリティレーンで優先的にチェックインができます。
さて、入り口ドアを開けた瞬間に目に飛び込んできたのはカーテン越しの青い空と海! バルコニーに出てプールやビーチで楽しむ人たちを眺めていたら一気にリゾート気分が盛り上がりました。
最上階のエグゼクティブラウンジへ。両窓から見える絶景に感動!
お部屋で少しくつろいだあとは、さっそくエグゼクティブフロアのゲストだけが利用できるエグゼクティブラウンジへ。朝6時半から夜23時までオープンしていて、ブレックファスト(6時30分~9時30分)、アフタヌーン(15時~17時)、イブニング(17時~19時)、ナイトキャップ(21時~23時)の時間帯は、それぞれ異なるフードやドリンクが並びます。
このエグゼクティブラウンジ、お料理もさることながらロケーションがとにかく素晴らしいのです! 東側の窓からはとんがり帽子のような形の伊江島が、西の海上には遠く慶良間諸島の島影が見えて、視界いっぱいに入ってくる海の透き通る青のグラデーションにしばらく見とれてしまったほど。
残波岬の大自然を眺めていたら、ゆっくりと気持ちがほぐれていったアフタヌーンティータイムでした。
展望風呂やサウナ、沖縄最大級の広さのオールデイプールが大人気
グランドメルキュール沖縄残波岬リゾートにはサウナを備えた大浴場があります。広々とした内風呂のほかに、南国の風が吹き抜ける露天風呂、緑の向こうに海が見える展望風呂まである充実度です。
そして、ホテルの代名詞とも言えるのが沖縄県内最大級の広さを誇るオールデイプールです。子供用プールから流れるプール、大人専用のプール、大型スライダーなど、全部で5つある多彩なプール群が大人気!
「うまんちゅプール」と「わらばープール」以外は温水プールなので、夏以外のシーズンも楽しめちゃいます。
さらにここでもエグゼクティブフロアのゲスト向けに特典が。最終日はチェックアウト後でも営業終了時間までプール利用が可能です(通常は11時まで)。
なお今シーズンからは、冬季クローズすることなく通年のプール営業を予定しているとのことでした(スライダー系は設備点検のため2026年1月6日~8日に休止)。
1階ロビーの奥にはすべての宿泊者が利用できる「THE LOUNGE(ザ ラウンジ)」があります。ここでも各種ドリンクやお菓子などを無料で楽しめる「イブニングソーシャル」や、バータイムのような大人時間の「ナイトキャップ」を提供しています。
アルコール類、カナッペ・オードブルを用意するイブニング
17時にアフタヌーンタイムが終わると、イブニングタイムへと移行するエグゼクティブラウンジ。夕食前に軽くつまめるカナッペやオードブルといったお料理が並び、アルコールの種類も変わるのでお酒好きにはたまりません!
種類豊富でモダンな料理を楽しめるディナービュッフェ
夕食は2階のレストランでモダンで種類豊富なディナービュッフェを楽しみました。エグゼクティブラウンジで食べて飲んでを繰り返したはずなのに、ずらりと並んだお料理を目の前にしたら箸が止まらず!
ラフテーや沖縄そば、沖縄県産牛しゃぶしゃぶなど、土地の食文化が感じられるお料理を中心に味わいました。もちろんここでもビールやワインなどのアルコール類はフリーフロー(飲み放題)。オールインクルーシブを心ゆくまで堪能できますよ。
「モエ・エ・シャンドン」や「琉球泡盛 残波プレミアム」が並ぶナイトキャップへ
エグゼクティブラウンジを余すところなく堪能すべく、21時からはじまる「ナイトキャップ」にも足を運びました。この時間帯にはお酒の種類がぐんと増えて大人のバータイムのような雰囲気に。
ファミリー利用が多いホテルなので当然、子供連れのゲストもいるのですが、このラウンジはとってもキッズフレンドリー。リゾートらしいおおらかな雰囲気が好印象でした。
朝食も優雅にエグゼクティブラウンジで
翌朝は2階のレストランで朝食ビュッフェを食べてもいいのですが、せっかくエグゼクティブラウンジで「ブレックファスト」を提供しているので迷わず13階へ。これでエグゼクティブラウンジはコンプリート(笑)。
朝は、あおさ入りのバゲットやクロワッサンなど種類豊富なパンをはじめ、あぐー豚のベーコン、もずくウィンナー、キヌアサラダ、クラムチャウダーなどがずらり。果物をその場でジューサーにかけて作るフレッシュジュースもありました。
食べてくつろいで、リラックスしながら贅沢な旅時間を過ごせたグランドメルキュール沖縄残波岬リゾート。エグゼクティブラウンジができたことで、ワンランク上のサービスを求める大人女子旅や母娘旅にもぴったりのホテルへと進化しているのでは?と感じた今回の旅でした。
かつて家族で泊まったことがあるという人は成長したお子さんと一緒に、もしくは夫婦水入らずで、再び訪れてみてはいかがでしょうか。その際はエグゼクティブラウンジアクセスが付いたエグゼクティブフロアの滞在をおすすめします!
チェックアウト後は読谷村をぶらり観光
11時のチェックアウト後は、レンタカーで読谷村の観光名所を巡ってきました。まずはホテルの目と鼻の先にある残波岬灯台。日本の“のぼれる灯台”16基のうちの1つだそうで、入場料300円を払って内部へ。
少々キツい99段の階段をがんばって登った先には、ご褒美のような絶景が待っていました。
続いては座喜味城跡。15世紀初めに築かれたグスクの城址で読谷村の一番高い場所に位置しています。ユネスコの世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の1つでもあります。
読谷村といえば「やちむんの里」。なにを隠そう私ゆきぴゅーはやちむんが大好きなのであります。今回も旅の思い出に6寸皿を買って帰りました。





























































































