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ついに開業「ジャングリア沖縄」見どころ解説。注目アトラクション・チケット購入・アクセス方法は?
2025年7月24日 20:00
- 2025年7月25日 開業
世界自然遺産やんばるを擁する沖縄本島北部に、巨大テーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」(沖縄県国頭郡今帰仁村字呉我山553番地1)がいよいよ7月25日に開業する。
ジャングリア沖縄のコンセプトは「Power Vacance!!(パワーバカンス)」。神秘と生命力に満ちた大自然を舞台に、都会にはない興奮と贅沢を体験できるテーマパークで、所在地は沖縄北部の今帰仁村と名護市にまたがるエリア。総敷地面積120ヘクタールのうち、今回開業する事業面積約60ヘクタール(東京ドーム約13個分)には、22のアトラクション(ショー含む)、15の飲食施設(レストラン3、カート12)、10の物販施設(ショップ4、カート3、フォトサービス3)。さらに、パーク外に世界最大級のインフィニティ風呂を備えた温浴施設「SPA JUNGLIA(スパ ジャングリア)」を展開する。
周辺にはパイナップル畑も広がるのどかな田舎道を進んだ先、鬱蒼と茂る原生林をそのまま活かした広大な土地に突如として現われるジャングリア沖縄。これまでのリゾートやテーマパークの枠を超えたまったく新しいタイプの施設で、南国のジャングルで過ごすような没入型バカンスが楽しめる。
アトラクションについて
メインアトラクションのひとつ「ダイナソーサファリ」は、熟練ドライバーが運転する12人乗り大型オフロード車でジャングル奥地を冒険し、迫りくる巨大恐竜たちに対峙するツアー。周りの木々よりもはるかに巨大な20mのブラキオサウルスや3本の角が特徴のトリケラトプスなど、次々とリアルな恐竜に遭遇するなか、激しい咆哮でうしろを振り返ると最凶の肉食恐竜T-REXが登場。
猛スピードで追ってくるT-REXから逃れるため、ゲストを乗せたクルマは見事なハンドルさばきで爆走するが、岩地や池、急勾配に突っ込む険しい道では、身体が吹き飛ばされそうなほどスリル満点。爆音や放水などの演出も組み込まれ、また、プレショーから始まるストーリーや美術セットも完成度が高い。ナビゲーターたちの鬼気迫る演技・表情にも注目だ。
そのほか、気球に乗って遮るものがない360度の絶景とエメラルドグリーンの海を見渡す「ホライゾンバルーン」、ジャングルの上空を約280mにわたり滑空する「スカイフェニックス」、高さ約24.4mのタワーに立ち覚悟を決めた瞬間、足元の床が外れて急落下する「バンジーグライダー」などが登場する。
また、やんばるの森の愉快な生き物に出会いゲストとの会話や問答を繰り広げるシアター型アトラクション「やんばるフレンズ」や、迷子になった恐竜の赤ちゃんを探しに洞窟や沼地を冒険するジャングルツアー「ファインディングダイナソー」など、子供が楽しめるアトラクションも充実する。
スタンバイアトラクション(待機列に並ぶ必要があるアトラクション)
ダイナソーサファリ
オフロード車でのジャングルツアー。次々と現われる恐竜に遭遇し、クライマックスはT-REXから逃れるため急勾配や池を猛スピードで爆走。体験時間約17分。
ファインディングダイナソー
迷子になった恐竜の赤ちゃんを探すジャングルツアー。途中にはトロッコや吊り橋、洞窟見られる神秘的な光景も……。体験時間約14分。
やんばるフレンズ
シアター型アトラクション。愉快な性格のヤンバルクイナ「ジャン」と守り神のシーサー「シン」が登場し、ゲストとの会話や問答を繰り広げる。体験時間約25分。
バギーボルテージ~ファンアドベンチャーコース~
1人または2人乗りバギーでジャングルのなかを走る、子供も運転可能なコース。体験時間約15~20分。
バギーボルテージ~アドレナリンチャレンジコース~
アップダウンの激しい道を疾走する難関コースで、要普通自動車免許。体験時間約15~20分。
整理券対象アトラクション(整理券が必要なアトラクション)
ホライゾンバルーン
巨大気球に乗って360度パノラマ絶景を楽しむ。体験時間約10分。
スカイフェニックス
高さ約24.4mのタワーから、森に向かって約280m滑走するジップライン。
タイタンズスウィング
高さ約18mの巨大な空中ブランコに乗り、森に向かって高速スウィング。
ツリートップトレッキング
ジャングルの上にかかる、全長84mの吊り橋を渡るファミリー向けアスレチック。
スカイエンドトレッキング
ロープを頼りに空の上を歩く、全長84mの難関アスレチック。不安定な踏み板の真下はジャングルの谷底。
ヒューマンアロー
高さ15mの巨大発射台に立ち、身体に固定した2本のゴムロープで引っ張られるとカウントダウン。まるで弓矢のように空に向かって放たれる。
グラビティドロップ
高さ約24.4mでの宙吊り状態から突然フックが外され、背中から真っ逆さまに急落下。ネットに包み込まれ着地する。
バンジーグライダー
高さ約24.4mのタワーに立ち覚悟を決めると、足元の床が外れて急落下。さらに宙ぶらりんの状態で滑走するジップライン。
自由観覧・参加可能なアトラクション
トレジャーファイト
仲間と協力して森に隠されたお宝を奪い合う。レーザーブラスターを使った頭脳戦で、サバゲー感覚。
ワイルドビート
アウトドアレストラン「ワイルドバンケット」の広場で突然始まる南国ミュージックライブ。
エクストリームアクロ
アスレチックが集積するエリア「ジャングルエクストリームズ」に突如現われるダンサーたちがアクロバティックなパフォーマンスを披露。
スプラッシュバトル
ウォーターシューター(水鉄砲)を持ってみんなで水かけ合戦。
ハイサイ!ジャン
パークに住むヤンバルクイナの「ジャン」に会える、キャラクターグリーティング。ちょっと皮肉っぽいけど愉快で心優しい性格。
ショー
ジャングリア スプラッシュフェス
大量の水を浴びながら踊る昼間のショータイム。1日2回、公演時間約15分。
ジャングリア ナイトフェス
21名のダンサーが繰り広げる夜のショータイム。1日1回、公演時間約20分。
ジャングリア花火
パーク中に響く音楽にシンクロして2.5~4号玉を200発以上打ち上げ。パーク全域で観覧可能。
飲食・物販について
飲食施設は、パークを一望できる「パノラマダイニング」が目玉のひとつ。全面ガラスの開放的な店内席や鳥の巣に見立てたオープンエアーの“ネスト席”などを設けており、沖縄県産食材をふんだんに使った料理とともに、大自然の景色や南国の夜を彩る花火も楽しめる。シグネチャーメニューは肉汁たっぷりのジャングリアハンバーグ(3200円)やビーフシチューを包んだ火山ビーフパイ(2500円)など。
熱帯植物に囲まれたパーク中心部の野外レストラン「ワイルドバンケット」では、ライブキッチンで豪快に焼き上げた石垣産黒毛和牛のグルメバーガー(2200円)や葉付きのトウモロコシを手掴みでかぶりつくグリルコーン(1000円)などを販売。また、パーク内に点在する「フードカート」でも、この夏にもオススメという冷やしアジアンヌードル(1200円)やたっぷりマンゴーのトロピカルスノーアイス(1300円)、シークワーサー味のもっちりチュロ(650円)、フローズンパイナップル(600円)、スペアリブ(750円)、柑橘の爽快なタンカンスカッシュ(650円)、オリオンビール(550円)などを販売する。
大型ショップ「ビレッジバザール」では、恐竜や各アトラクションをモチーフにした雑貨やぬいぐるみ、カチューシャ、デザイン性にもこだわるアパレル、お菓子など、沖縄らしいお土産約550種類を取り揃える。
その他パーク内には、トイレやロッカー、水飲場、自販機、ベビーカー置き場、ベビーケアルーム、救護室といった設備がある。
チケットについて
パーク入場には、スタンダードな「1Dayチケット」(大人6930円、子供4950円)に加え、スパ利用込みの「パーク&スパ1Dayチケット(500円分フードカートクーポン付き)」(大人9570円、子供6490円)やスパ単体券(大人2640円)も用意されている。
これらに追加購入できる「プレミアムパス」(体験に応じて複数種類があり、+1870円~)は、USJのエクスプレスパスやディズニーリゾートのプレミアアクセスに似たシステムで、一部アトラクションで待ち時間を短縮できたり、優先的にショーエリアに入場して自由に観覧場所を選んだりできる。
オフィシャルアプリ(Android/iOS版)ではこれらチケット・パスを管理することが可能で、パーク内マップやアトラクション待ち時間なども確認できる仕組みとなっている。整理券は当日アプリで取得できるが、混雑が見込まれる開業直後や週末、繁忙期などには「プレミアムパス」を有効活用したい。
アクセスについて
ジャングリア沖縄へのアクセスは、那覇空港からクルマで約1時間30分。駐車場は、敷地内駐車場(有料1日2000円)と外部提携駐車場(有料1日500円/無料)があり、合計約2200台分のスペースを確保している。
また、開業に合わせて公共交通や渋滞緩和策も整備が進み、ジャングリア沖縄まで乗り換えなしで直行できるバス「ジャングリア エクスプレス」が運行開始。発着地点は那覇空港、那覇市内(県庁前、国際通り入口)、名護市役所バス停、オフィシャルホテル、沖縄美ら海水族館で、いずれも予約制。
例として、那覇空港/県庁前/国際通り入口→ジャングリア沖縄は、大人片道2500円、子供1250円。所要時間約2時間20分。
宿泊について
チケットおよびダイナミックパッケージ(交通+宿泊+チケット)は、オフィシャルパートナーのJTBをはじめ、各旅行代理店やOTA、パーク周辺に立地するオフィシャルホテル4施設(オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ、オリオンホテル モトブ リゾート&スパ、カヌチャリゾート、ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄)などで販売している。























































































































































































