イベントレポート

【ファンボロー航空ショー 2018】エアバス、JALも導入するA350-1000型機を飛行展示

2018年7月16日~22日(現地時間)開催

エアバスはA350-1000型機の飛行展示を行なった

 イギリス・ファンボロー空港で7月16日~22日(現地時間)、世界最大規模の航空ショー「ファンボロー国際航空ショー(Farnborough International Airshow)2018」が開催された。会期前半の16日から20日は航空業界向けのトレードショー、後半21日と22日は一般向け公開日となっており、会場では、民間向け/軍用の航空機の静的展示や飛行展示、カンファレンス、航空機購入についてのアナウンスなどが行なわれた。

 会期中、エアバスは中型ワイドボディのA330ファミリーの最新派生機「A330-900neo型機」と、2018年からカタール航空やキャセイパシフィック航空などに引き渡しの始まった「A350-1000型機」の飛行展示を実施した。ここではA350-1000型機の模様を紹介する。

 日本ではJAL(日本航空)がA350ファミリーを31機確定発注しており、うち13機がA350-1000型機となっている(関連記事「エアバス、A350-1000型機の飛行試験機を日本初披露。JALはボーイング 777-300ER型機の後継として長距離路線に導入予定」)。