イベントレポート

【ファンボロー航空ショー 2018】エアバス、A330ファミリー最新派生機A330-900neo型機を飛行展示

2018年7月16日~22日(現地時間)開催

エアバスがハウスカラーのA330-900neo型機の飛行展示を実施

 イギリス・ファンボロー空港で7月16日~22日(現地時間)、世界最大規模の航空ショー「ファンボロー国際航空ショー(Farnborough International Airshow)2018」が開催された。会期前半の16日から20日は航空業界向けのトレードショー、後半21日と22日は一般向け公開日となっており、会場では、民間向け/軍用の航空機の静的展示や飛行展示、カンファレンス、航空機購入についてのアナウンスなどが行なわれた。

 会期中、エアバスは中型ワイドボディのA330ファミリーの最新派生機「A330-900neo型機」と、2018年からカタール航空やキャセイパシフィック航空などに引き渡しの始まった「A350-1000型機」の飛行展示を実施した。ここではA330-900neo型機の模様を紹介する。

 A330-900neo型機は標準で3クラス制287席(最大440席)、新客室ブランド「Airspace」を導入する機材で、エンジンはロールスロイスの「Trent 7000」、空力性能を改善する新しいシャークレット(ウィングレット)を装備する。型式証明の取得に向け最終段階に入っており、ローンチカスタマーはTAPポルトガル航空。