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台鉄で京急カラーにラッピングした赤い電車を運行

2016年5月12日~10月12日 運行

京急デザインでラッピングした台鉄のEMU700形

 京急(京浜急行電鉄)は、友好鉄道協定を結んでいる台鉄(台湾鉄路管理局)との相互誘客活動の一環として、台鉄の車両に京急の赤い車体をイメージしたラッピングを施したと発表した。

 ラッピングを行なったのは、台鉄のEMU700形通勤列車で、8両編成を1編成ラッピング、京急のデザインにならって前面には京急の車両に近い自体で「700」と記されている。

 運行区間は主に西部幹線(宜蘭~台北~彰化)で、区間車(普通電車)として運行する。運行期間は5月12日から10月12日までを予定している。

ラッピングしたEMU700形の側面
こちらが元のカラーのEMU700形

 台鉄では、ラッピング列車運行開始にあわせ、2015年9月から台北駅のコンコースに掲出中のPRパネルのデザインを変更する。

今回更新するパネルデザイン

 なお、台鉄と京急の友好鉄道協定による企画は、すでに京急側で実施、2016年2月22日から運行している「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」2100形1編成に台鉄の車両を思わせるラッピングを施し、6月初旬まで運行予定となっている。

「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」2100形に台鉄の車両を思わせるラッピングを施した

(編集部:正田拓也)