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ANAインターコンチネンタル万座、海中を展望できる半潜水艦型グラスボートの新型「サブマリンJr.II」を就航

席数を初代と比べてほぼ倍に。潜望鏡も装備

2015年12月8日 就航

ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートが運航を開始した「サブマリンJr.II」

 ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート(沖縄県国頭郡)は、新たに造船した半潜水艦型グラスボート「サブマリンJr.II」を12月8日に就航した。大人3500円、子供2500円で利用可能。9時~17時の1時間ごとに運航し、所要時間は約30分(ただし、11月~3月は17時の運航は行なわない)。

 万座ビーチリゾートでは、船中の側面にガラスパネルを設置して海中や海底を観察できるグラスボード「サブマリンJr.」を1988年7月から運航し、これまでに約100万人が利用。運航距離は地球約12周分となる約50万kmに達するという。

 12月8日に就航したサブマリンJr.IIは、席数を従来の23席から44席へと増量。全長13.45m、幅5m。サブマリンJr.同様に側面から海中や海底を観察できるほか、展望室に潜望鏡や、潜望鏡の映像を映し出すモニター、音響、電飾パネルなどを設置して、よりリアルに潜水艦の雰囲気を体験できる。

 万座は、正面に万座毛を望み、アウトリーフ、インリーフから成る地形。ツアーは航路の砂地からはじまり、大きな浜サンゴが広がるインリーフ、万座毛からアウトリーフへクルージングしていく。約80種類の魚のほか、カツオの回遊魚を見られることもあるという。

(編集部:多和田新也)