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ANAとJAL、羽田~岡山線で全国初の共同ダイヤ調整。2026年冬期から出発時刻を分散、国交省の提言を踏まえて

2026年8月18日 発表
ANAとJALが初のダイヤ調整を実施

 ANAとJALは8月18日、2026年冬ダイヤ(10月25日~2027年3月27日)において、羽田~岡山線における両社の運航ダイヤを調整すると発表した。国土交通省が5月に公表した「路線協調の円滑化」に関する提言を踏まえて、出発時刻の重複を解消する取り組みは今回が初となる。

 現在の羽田~岡山線は、ANAとJALがそれぞれ1日5往復(計10往復)を運航。高単価のビジネス需要をより多く獲得するため、岡山発・羽田行きの便では、ANAのNH652便とJALのJL232便がともに07時05分発、岡山発・羽田行きの便では、ANAの10時15分発に対しJALが10時20分発など、同じ時間帯に集中している。

 しかし、10月25日開始の冬ダイヤでは、出発時間を従来のダイヤから15~40分ずらし、運航間隔を広げることで利用者の利便性向上を目指す。

羽田~岡山線のANA/JALダイヤ比較表 ※画像を開いてからクリックで拡大

 今回の取り組みは、国土交通省「国内航空のあり方に関する有識者会議」がまとめた提言に基づくもの。5月に発表した報告書では、航空会社間の競争を原則としつつも、地方路線など国内航空ネットワーク維持のために一定の条件下でダイヤ調整を行なうことは、独占禁止法に抵触しないとの見解が示されている。

 両社はともに「持続可能な国内航空ネットワークの構築」を掲げており、今後も便数調整や他社とのコードシェアを含めた路線協調などの多様な選択肢を視野に入れ、関係各所と協議を重ねていくとのこと。このほか2026年冬ダイヤの具体的な運航便や時刻については、各社のWebサイトを確認いただきたい。

国内航空のあり方に関する有識者会議 報告書の概要 ※画像を開いてからクリックで拡大