ニュース

京都丹後鉄道、「丹後の海」新型車両を2028年度から導入。キハ189系ベース、車内は固定座席が基本に

2028年度~ 順次導入
メインビジュアル

 京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)と北近畿タンゴ鉄道は、特急列車用の「丹後の海」編成に新型車両を導入する。2028年度から2年ごとに1編成ずつ、計4編成8両を投入する計画。

「丹後の海」は、現在特急「はしだて」「まいづる」などで運用しているKTR8000形気動車の愛称。今回、特急「はまかぜ」などに用いられるJR西日本のキハ189系をベースとした新型車両に更新する。更新にあたり、京都府・兵庫県のほか舞鶴市や宮津市など沿線自治体が補助を行なう。

 デザインは現行の「丹後の海」も担当した水戸岡鋭治氏によるもので、新しい車両は「“松”シリーズ」と命名。外装は現行車両を踏襲した藍色・メタリック仕上げのものとし、金色のシンボルマークを配置する。

 車内も、床や座席などに木材を多用した水戸岡氏おなじみのコンセプトを継続。一方で座席構成は現行から大きく変更し、運転台を向いた固定クロスシートを基本に一部ボックス席も配した構造になる。

 また、1号車にはベンチを置いた車椅子スペース兼ラウンジを設けるほか、売店を兼ねたサービスコーナーを設置。2号車にはボックス席をパーテーションで区切ったセミコンパートメントも新設する。

1号車の客席部分。運転席向きのクロスシートが基本に
2号車のセミコンパートメント
1号車連結面寄りのラウンジとサービスコーナー