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グアムで豪華ビュッフェが人気の「ツバキタワー」に行ってきた。ホテル→ドンキで買い物→空港の動線が完璧

2025年10月 訪問
ザ ツバキ タワーとPICグアムにいってきた

 JALのグアム線就航55周年を記念した式典に合わせて10月上旬に実際に現地に滞在、ケン不動産リースの展開するプレミアホテルグループの2軒のホテルを訪問してきた。

 同社はグアムで、「ヒルトン グアム リゾート&スパ」「シェラトン ラグーナ グアム リゾート」「ホテル・ニッコー・グアム」「パシフィック アイランド クラブ グアム」「ハイアット リージェンシー グアム」「ザ ツバキ タワー」という計6軒のホテルを展開しており、今回訪れたのは1980年代に開業した老舗を同社が取得・運営している「パシフィック アイランド クラブ グアム(PICグアム)」と、コロナ禍の2020年に開業したラグジュアリーホテルの「ザ ツバキ タワー」。

全室オーシャンビューのリゾートホテル「ザ ツバキ タワー」

 グアムのような歴史あるリゾートでは、古いホテルを取得して改装、あるいはリブランドするという運営手法がよく見られるが、「ザ ツバキ タワー」(241 Gun Beach Road 27 th floor, Tumon)は完全な新築ホテルで、27階建ての340室すべてがオーシャンビューのリゾート。

 内訳は、スタンダード210室、クラブルーム68室、スイート62室となっており、2つのダイニング、3つのバー、ロビーラウンジやクラブラウンジ(クラブルーム以上の宿泊者向け)、インフィニティプールとキッズプールなど付帯施設も非常に充実している。

 特筆すべきはビュッフェレストランの「カサ オセアノ」で、朝食・ランチ・ディナーのほか週末はブランチも可能なオールデイダイニング。席数は236席(+2つの個室)で、収容人数の多さに対してテーブル同士の間隔が広めに作られているので、好きな料理をたくさん並べてゆったり楽しめる。

 レストランは海の底をイメージした照明効果や床材などにグアムの伝統的な意匠を取り入れており、大きな窓から十分明るい日差しが差し込みつつも、床やソファの色使いで大人っぽい雰囲気にまとめられている印象だ。

 ビュッフェ自体は「ラスベガスのよう」というとやや大げさかもしれないが、まずそもそも料理を展開するテーブルの数が大変多く、パンやシリアル、ハム・ベーコン、オムレツ、サラダのような典型的な洋朝食のほか、和食はもちろん、目の前でカットしてくれるローストビーフや、細かいトッピングに対応してくれるうどんそば・ラーメンなど、ライブキッチンの充実ぶりが目を引く。グアム伝統の万能ソース「フィナデニ」も用意していた。

ザ ツバキ タワーの全景
席間がゆったりしているビュッフェレストランの「カサ オセアノ」
展開数の多いビュッフェ台で迷ってしまうのが逆にうれしい
インフィニティプールやキッズプールを備える
ビーチへのアクセスも準備が進んでいる
スイートルーム
スイートルームからの眺望は抜群
スイートルームの設備
最上階の「ミラノグリル -ラ ステラ-」
同じく最上階の「ラ カンティーナ」
クラブルームとスイート宿泊者向けの「クラブラウンジ」
ロビーバーとロビーラウンジ
ガンビーチへはシャトルで2~3分で連れて行ってもらえる
ザ ツバキ タワー宿泊者は、隣接するホテル・ニッコー・グアムのプールも利用できる

オールインクルーシブなら家族連れでも格安の「PICグアム」

 一方、宿泊した「PICグアム」(210 Pale San Vitores Rd, Tumon)は、ケン不動産リースがグアムで唯一所有と運営を行なう老舗ホテルで、グアム最大級のウォーターパークを擁する。

 特徴的な取り組みはチェックインの際にわたされる「PICパスポート」(ルームキー)で、ランクによって滞在中にできることが変わる。通常のブロンズパスは全アクティビティとキッズクラブが無料で利用できるだけだが、シルバーパスにアップグレードすると朝食付きになり、さらに最上位のゴールドパスになると朝昼晩の食事、飲み物、サーカス観覧1回、チャモロビレッジ送迎・食事付きの全部込み(オールインクルーシブ)になる。

 ブロンズパスからゴールドパスへのアップグレードは1日115ドルだが、大人1名につき同室の子供2名まで無料で同じ権利が付与されるため、非常に家族連れに優しいホテルと言える。

PICグアム
今回宿泊したデラックスルーム
デラックスルームの設備
客室からウォーターパーク全景を臨む
PICグアム公式キャラクター・シッキーによる「シッキールーム」。赤ちゃんのために土足厳禁のカーペット敷きになっていたり、ハリウッドツインのベッドの高さを抑えていたりと、子供への配慮が光る
PICグアムのウォーターパーク
敷地内には球技コートもある
最奥まで進むとビーチへアクセスできる
ディナーショーのステージと観覧エリア
10月に始まったディナーショー「パイレーツ・オブ・パシフィック」
クライマックスはなんと客席の頭上で剣戟を繰り広げる
「パイレーツ・オブ・パシフィック」初日の主要キャストの皆さん

動線が完璧な「ビレッジ・オブ・ドンキ」

 現在のグアムを語るうえで外せないのが、日本でもおなじみドンキこと「ビレッジ・オブ・ドンキ」(120 Chalan Pasaheru STE 101, Tamuning)。

 店内は日本でもおなじみのドンキらしい陳列とディスプレイで、グアムならではのお土産はもちろん、日本の製品・食材が充実しているため、価格の安さも相まって地元でも重宝されているという。空港の免税店では市街より少々高くなってしまうので、ここでまとめてお土産を買ってしまうと楽だろう。

 もちろん、グアムの中心街タモンのDFSでブランド品を買うという楽しみ方もあるが、ドンキを訪問して秀逸に感じたのはその動線で、上記のザ ツバキ タワーやPICグアムを含む主要ホテルとドンキを巡る無料の循環バスが朝から晩まで走っているほか、ドンキ店内にはスーツケースの預かり所があり、12時45分~14時30分の間は空港までのシャトルバス(大人5ドル、子供無料)を運行している(スケジュール)。

 つまり、帰国する最終日にホテルをチェックアウトしてドンキ行きのバスに乗り、お土産を買ったりフードコートで昼食を食べたりして、夕方~夜に出発する便に合わせて空港へ向かう、という送客の流れがうまいことできているのだ。

ビレッジ・オブ・ドンキ外観
日本の店舗より天井が高いことを除けば、これぞドンキの店内
サンリオのコラボ商品、グアム×ドンキのアパレルなど思わず手に取ってしまうラインアップ
卵や乳製品、和牛など日本から届いているものも
お掃除ロボットもドンキ仕様
入口付近に荷物の預かり所がある
レジを抜けるとフードコートがある
日本でもおなじみの丸亀製麺やCoCo壱番屋が出店している

グアムについて行く前に知っておきたいこと

日本との時差: 1時間(JST+1/ChST)
ビザ: 事前申請必須、Guam-CNMI ETA(無料)またはESTA(40ドル)
通貨: 米ドル(1ドル=約154円換算、2025年11月現在)
両替: 日本での両替推奨。基本はクレカ決済(Visa/Mastercard/JCBなど)
水: 飲料水は購入したほうがよい
電源電圧: 110~120V、60Hz
コンセント形状: Aタイプ
治安: 良好
チップ: 習慣あり
税金: 消費税なし、関税なし
気温と服装: 年間平均26℃

 グアムへの直行便は、2025年10月時点でJAL(成田)、ユナイテッド航空(羽田/成田/セントレア/関空/福岡)、ティーウェイ航空(関空)が運航しており、フライトは4時間弱。早着すると3時間半程度のこともある。

 日本から近い英語圏のビーチリゾートとしてなにかとハワイと比べられがちなグアムだが、フライト時間が半分以下(ハワイは7~9時間)、時差がほとんどない(ハワイは19時間)といった点は、初めての海外旅行や小さな子供連れ、親子2~3世代旅などで「時間的な負担の少なさ」が大きなアドバンテージになる。

 また、グアムでは消費税と関税がなく(実はハワイも消費税は約5%と低め)、Guam-CNMI ETAを使えば無料ビザで入国できるほか、ハワイではレストランのチップ相場が15~20%とされているが、グアム政府観光局によるとグアムでは10~15%で、レストランによっては料金に含まれている場合がある(Service Charge)とのことで、「金銭的な負担の少なさ」も円安下にあっては魅力的ではないだろうか。