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万博新コーナーで「しゃべりかけるミャクミャク」に会ってきた。参加方法は? 何ができる?

2025年8月21日 取材
石破総理の誕生日を祝う様子が話題となった「しゃべりかけるミャクミャク」が万博にもやってきた!

 2025年日本国際博覧会協会は8月19日、大阪・関西万博 フューチャーライフヴィレッジに「しゃべりかけるミャクミャク」コーナーを新設した。

 首相官邸に設置されているものと同型モデルで、来場者が近づくと足下正面のカメラで動きを認識して話しかけてくれる。セリフは25種類あり、動画撮影のためスマホのカメラを向けると「笑顔になっちゃう」「しっぽも見てね」とアピールしてくれた。

 そのまましばらく様子を伺っていると「大屋根リングは世界最大の木造建築物としてギネス世界記録に認定されているんだよ」「海外パビリオンのなかにはレストランやカフェを併設する国がたくさん! グルメ旅行気分が味わえるよ」といった万博豆知識を披露。

 さらに、夏の暑さでなかなか汗が止まらない記者に対して「今日は暑いな~、水分補給してね」と呼びかけてくれた。

青い矢印の先にあるのが動きを認識するカメラ
しっぽも見てね
しゃべりかけるミャクミャクに会ってきた

 本モデルのミャクミャクができるのは“しゃべりかける”ことだけ。残念ながらこちら側が話す言葉には反応しないので、双方向のコミュニケーションを取るのは難しい。「お腹すいた〜!」と話すミャクミャクに対して、記者から「何食べるの?」と質問してみたが返事はなかった。

 今回の取材は運営開始前の時間だったので、2人体制かつさまざまな距離・動きでミャクミャクとふれあってみた。できるだけいろんな種類のセリフを聞きたい人は、ミャクミャクから2m前後の距離を取りつつ、複数人で周囲を行ったり来たりすることをお勧めする。

身振り手振りしながらミャクミャクに話しかけてみよう
ぬいぐるみをもって一緒に写真撮影しよう

 グリーティングへの参加は整理券が必要で、整理券の発行は3回に分けて行なうとのこと。最新の運営時間は、公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」のイベントカレンダーを確認いただきたい。

しゃべりかけるミャクミャク

開催期間: 2025年8月19日~10月13日
運営時間: 10時~20時50分
場所: フューチャーライフヴィレッジ(L02-01)
定員: 1グループ5名程度、撮影時間は2分以内
整理券の配布時間: 10時~/13時~/16時30分~

フューチャーライフヴィレッジは「未来の都市」パビリオンの向かい、いわゆる“西の果て”エリアにある
参加には整理券が必要
整理券の予約枠一覧
メッセージボードも設置されている(写真提供:2025年日本国際博覧会協会)