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ブルーインパルスが関空にやってきた! 12~13日の万博・展示飛行はどこで見る?
2025年7月11日 18:38
- 2025年7月12日~13日 実施
航空自衛隊は、7月12日~13日の両日にわたり、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)においてブルーインパルスの展示飛行を実施する。その前日の11日午前、予備機を含む7機のT-4 ブルーインパルス機が関西空港に到着した。
ブルーインパルスは、万博の開会初日の4月13日に展示飛行を行なう予定だったが、4月10日に予行が行なわれたのみで、本番は悪天候のため中止になっていた。残念に思う声は一般のほか、大阪府や万博の関係者、防衛省内部からも多く、なによりもブルーインパルスの隊員が悔しがっていたという。そのため比較的速やかに二度目の日程が調整されていた。
7月11日、7時ごろから順次松島基地を離陸した7機は、8時15分ごろに関西空港の管制圏に到達、1番機は8時24分に、最後の7番機(予備機)が8時41分に着陸した。
今回は、4月の前回と異なりB滑走路(西側)に着陸。関西空港の通常の運用ではB滑走路は離陸に割り当てられているため、民間空港に不慣れなブルーインパルスへの特例措置といえる。なお、ブルーインパルスの運用に必要な支援機材は、陸路のほか7月9日にC-130輸送機が飛来して搬入しており、このときもB滑走路が使用されている。
着陸は、1・2番機、3番機、4・5番機、6・7番機と2機編隊または単機で行なわれ、フォローミーカー(先導車)に従って3機、4機とまとまって駐機場に移動した。なお、今回ブルーインパルスに割り当てられているスポットは259、260であり、一般人が立ち入り可能な場所からは見えない。
7月12日~13日のブルーインパルス展示飛行
14時40分~45分ごろ: 関西空港離陸
14時45分~50分ごろ: 大阪府南部から海岸線付近を北上
14時50分~57分ごろ:
通天閣→大阪城→太陽の塔→ひらかたパーク→大阪城→通天閣
15時00分~15分ごろ: 万博会場(7課目程度を実施)
※天候その他空域の状況により変更の可能性あり。
ブルーインパルス観覧の注意
万博会場付近の道路、鉄道
博覧会協会では、万博来場者や舞洲施設利用者の安全確保、円滑なバス輸送実施のため、展示飛行の観覧を目的とした舞洲・夢洲への来訪は控えるよう呼びかけている。また、周辺道路では駐停車禁止などの交通規制を実施。咲洲で一部通行規制。Osaka Metro舞洲駅、弁天町駅など、各駅で混雑時に入場規制を行なう可能性がある。
阪神高速道路
12日早朝から近隣7か所のPAを一斉閉鎖する。対象は、中島PA(神戸方面・泉佐野方面)、泉大津PA(海側・陸側)、泉大津大型専用PA、高石PA、朝潮橋PA
関西空港
展望ホールを特別営業する。時間は10時~17時で、入場は1人500円(現金のみ)。駐車場なし。混雑状況により入場規制を実施する可能性あり。ブルーインパルスの駐機スポットは空港島内のどこからも見えないが、離着陸をA滑走路(東側)で行なう場合、1期島と2期島を結ぶ道路上からタキシングを見ることは可能。ただし、フェンスがあるためクリアには見えず、また歩道上から出ないように注意したい。






























