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JR各社、2015年度年末年始の指定席予約状況
混雑のピークは下り12月30日、上り2016年1月3日に
（2015/12/11 18:44）
- 2015年12月11日発表
JR北海道（北海道旅客鉄道）、JR東日本（東日本旅客鉄道）、JR東海（東海旅客鉄道）、JR西日本（西日本旅客鉄道）、JR四国（四国旅客鉄道）、JR九州（九州旅客鉄道）のJRグループ6社は、2015年度の年末年始（12月25日～2016年1月5日）の指定席予約状況を発表した。混雑のピークは、下りが12月30日、上りは2016年1月3日となっている。
各社の予約数値
JR北海道：提供席数23万1116席（前年比101.9%）、予約席数9万2254席（前年比93%）、予約率39.9%（前年43.7%）
JR東日本：提供席数427万席（前年比113%）、予約席数127万席（前年比107%）、予約率29.7%
JR東海：提供席数460万席（前年比104%）、予約席数177万席（前年比100%）、、予約率38.4%
JR西日本：提供席数368万8000席、予約席数134万9000席（前年比108%）、予約率37%（前年39%）
JR四国：提供席数19万1100席（前年比99%）、予約席数5万7000席（前年比104%）、予約率30%（前年29%）
JR九州：提供席数70万席（前年比95.8%）、予約席数23万8000席（前年比101.2%）、予約率34%（前年32.1%）
各社の予約状況
JR北海道は、札幌駅発の列車の混雑ピークが12月30日、札幌駅着の列車の混雑ピークは1月3日。
JR東日本は、下り列車の混雑ピークは12月30日、新幹線の各方面で午前中に発着する列車を中心に満席が多くなっているものの、午後に発車する列車など一部の時間帯にはまだ空席がある。上り列車の混雑ピークは1月3日、東北新幹線「はやぶさ」秋田新幹線「こまち」山形新幹線「つばさ」は終日満席が多くなっている。午前中に発車する列車など一部の時間帯にはまだ空席がある。
JR東海は、下り列車の混雑ピークは12月30日、上り列車の混雑のピークは1月3日、特に1月3日は大変な混雑が予想されるため、他の日を利用するようにと呼びかけている。
JR西日本は、山陽新幹線の下り列車は、12月29日～30日の夕方までと31日の午前から昼過ぎまでに新大阪駅を出発する「のぞみ」、12月29日～31日の昼過ぎまでに新大阪駅を出発する「みずほ」「さくら」などを中心に満席となっている。上り列車は1月2日の昼以降、1月3日の終日および4日の昼過ぎから夕方に新大阪駅に到着する「のぞみ」「みずほ」「さくら」を中心に満席に近づいている。
北陸新幹線の下り列車は、12月29日～30日の夕方までと31日の昼過ぎに金沢駅に到着する「かがやき」「はくたか」などを中心に満席に近く、上り列車は1月2日～3日の午前から夕方までに金沢駅を出発する「かがやき」「はくたか」を中心に満席に近い。
在来線では、下りで12月29日～31日の午前に大阪駅を出発する「サンダーバード」、12月29日～30日の夕方までと31日の午前に大阪駅を出発する「スーパーはくと」が満席に近く、上り列車は1月2日～3日の昼以降に大阪駅に到着する「サンダーバード」、1月2日～4日の午後に大阪駅に到着する「スーパーはくと」および1月2日～3日の午後に京都に到着する「きのさき」「はしだて」「まいづる」が満席に近くなっている。
JR四国は、下り列車の混雑ピークは12月30日、上り列車の混雑のピークは1月3日。「サンライズ瀬戸」の予約率が82%と高くなってる。ほかの本州と四国を結ぶ直通特急の予約率は34%～41%。四国内の特急列車の予約率は6%～20%となっている。
JR九州は、下り列車の混雑ピークは12月30日、上り列車の混雑のピークは1月3日。九州新幹線で山陽新幹線に直通する「みずほ」「さくら」の下り列車は、12月29日～31日の午前と1月3日の夕方に予約が多くなっているが空席あり。上り列車は1月2日の午後と1月3日の日中に予約が多くなっているが空席あり。九州新幹線で九州内だけを運行する「さくら」「つばめ」は、下り列車で「さくら」が12月30日の日中に予約が多くなっているが、「つばめ」には空席がある。また、上り列車にはどの時間帯でも空席がある。なお、観光列車（D&S列車）は、提供席数4万1800席（前年比107.6%）、予約席数1万9614席（前年比106.3%）、予約率46.9%（前年47.5%）となっている。
