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10月31日15時開通、東名~東北道を接続する圏央道「桶川北本IC~白岡菖蒲IC」リンク集

10月31日15時に開通する圏央道「桶川北本IC~白岡菖蒲IC」の位置図

 国交省 関東地方整備局とNEXCO東日本(東日本高速道路)は、10月31日15時に圏央道「桶川北本IC(インターチェンジ)~白岡菖蒲IC」を開通する。

 同区間の延長は10.8kmで、4車線で開通。同時に桶川加納ICも開通、菖蒲PA(しょうぶパーキングエリア)もオープンする。桶川北本IC~白岡菖蒲IC間の普通車の通行料金は470円。ETCの時間帯割り引きが適応になり、0時~4時のあいだに通行すると30%割り引きになる。

 同区間の開通で、東北道との久喜白岡JCT(ジャンクション)~関越道との鶴ヶ島JCT間が全通。これまでに開通していた区間と合わせ、東名高速道路~中央自動車道~関越自動車道~東北自動車道が圏央道で繋がることになる。

 これにより、関西・中部方面~東北方面へ都心を経由せずに移動できるようになり、東名高速/圏央道 海老名JCT~東北道/圏央道 久喜白岡JCTの所要時間は、都心を経由した場合の130分に対し、圏央道では75分という試算が出ている。これにより企業立地促進にも期待がかけられている。

 また、北関東、東北方面から、湘南や鎌倉といった観光地へのアクセスも向上し、久喜白岡JCTから茅ヶ崎海岸までの所要時間は約140分から約85分に短縮。都心の渋滞を回避することで定時性の向上というメリットも挙げられている。

 桶川北本ICと接続する、国道17号上尾道路のうち2車線で開通している区間を今回の開通に合わせ4車線化される。

区間内の桶川加納IC、菖蒲PAも同日開通
関西・中部方面~東北方面を圏央道で接続
東北方面から湘南や鎌倉への新たな観光ルート形成

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