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ブラック・ジャックの手で生まれ変わった、iPS心臓を持つ「ネオアトム」誕生。大阪・関西万博で特別ショートムービー上映
民間パビリオン「PASONA NATUREVERSE」
2025年3月19日 13:44
- 2025年4月13日 開幕
パソナグループは、大阪・関西万博に出展するパビリオン「PASONA NATUREVERSE」において、パビリオンのナビゲーター(案内役)として登場する新キャラクター「ネオアトム」の特別ショートムービーを上映する。
ブラック・ジャックの手によって生まれ変わったネオアトムの誕生にまつわる完全オリジナルストーリーで、手塚プロダクションが制作した迫力あるフル3Dアニメーション。音楽は千住明が手掛け、キャストは津村まこと(アトム/ネオアトム)、大塚明夫(ブラック・ジャック)、茶風林(お茶の水博士)、ナレーションは平原綾香が務める。
キャラクター原案は、1966年に終了したテレビアニメ「鉄腕アトム」の最終回のその後を描いた物語「アトム還る」(1972年4~9月「小学四年生」連載)。
パビリオン「PASONA NATUREVERSE」では主な展示として、iPS心臓と最新の医療・食を紹介する「からだ」ゾーン、生命の進化を表現した大きな樹で地球の歴史と未来をみせる「いのちの歴史」ゾーン、あらゆる人がいきいきと働き、幸せに暮らすことのできる互助の社会を目指した「こころ・きずな」ゾーンを展開する。
特別ショートムービー「ネオアトム誕生」ストーリー
多くの人々が暮らすスペースコロニーが、AIの誤作動により太陽に向かい始める。コロニーと太陽の衝突によって人類に迫る危機を回避するため、アトムはコロニーの暴走を食い止めるために立ち向かう。コロニーの破壊に成功したアトムだが、その体は爆発の衝撃に耐えられず…。
やがて長い年月が経ち、ブラック・ジャックに助けられたアトムが再び目覚めた世界。そこは…。
ネオアトム誕生背景
2003年4月7日、天馬博士により少年型ロボット・アトムが誕生。10万馬力のアトムは人間とロボットのディスコミュニケーションに悩みながらも、互いが仲良くなれる世界を目指して、日々迫り来る敵と戦う。
21世紀前半、スペースコロニーと太陽の衝突危機が迫り、アトムは自らの命と引き換えに地球を守る選択をする。アトムによって守られた地球の人々は、アトムの勇姿に心打たれる。
22世紀、宇宙空間を彷徨うアトムが発見される。医学と科学技術の進展によりiPS細胞が実用化され、ブラック・ジャックの執刀により「iPS心臓」が装備されたネオアトムが誕生。
キャラクター設定
身長155cm、体重48kg。
12歳の子どもの平均的な身体能力とほぼ同じ。人間と同じ学習能力と喜怒哀楽の感情を持つ。
全身がメカニカルパーツで構成されるため、年齢を重ねても外見的な変化はないが、人間の細胞によってつくられたiPS心臓を持つため、ネオアトムには寿命がある。そのため、ネオアトムは、いのちの 尊さ、大切さを、人間と同じように、あるいはそれ以上に感じ、いのちへの感謝の気持ちを忘れない。
ネオアトムは寿命を全うすると、からだのメカニカルパーツは有機分解され、土に還ることになる。技術と人間と大地の調和、NATUREVERSEのシンボル的な存在。
©Tezuka Productions