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大阪・関西万博で国内初となる合成燃料を使用したシャトルバス。大阪駅~会場を1日10便運行

2025年4月13日~10月13日 運行

大阪・関西万博開催期間中に合成燃料を使用した万博シャトルバスが運行する

 西日本ジェイアールバスとENEOS、日野自動車は、大阪・関西万博開催期間中に国内初となる合成燃料を使用した万博シャトルバスを運行することを発表した。運行ルートは大阪駅~大阪・関西万博会場で、1日10便運行する。期間は4月13日~10月13日。

 水素と二酸化炭素から一貫製造した合成燃料を使用したバス。原料に再生可能エネルギー由来の水素と二酸化炭素を使用しているため、原料製造から製品利用までの製品ライフサイクル全体の二酸化炭素排出量を抑えられるという。

 ENEOSは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構「グリーンイノベーション基金」の支援を受け、2024年9月に同社の中央技術研究所内に完成した実証プラントで製造した合成燃料を万博シャトルバスに提供する。

 西日本JRバスは、大阪駅(うめきたグリーンプレイスバス駐車場)~大阪・関西万博会場直通のシャトルバスの運行を行ない、日野自動車が万博シャトルバス運行に向けて合成燃料と車両やエンジンの適合性を確認し、運行をサポートする。