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スギ花粉ピークは2月上旬、ヒノキ花粉は3月中旬~4月上旬。日本気象協会、2025年春の花粉飛散予測第3報を発表

2025年1月16日 発表

2025年のスギ花粉の飛散開始時期

 日本気象協会は、全国・都道府県別の2023年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第3報)を発表した。

 スギ花粉は九州から関東の一部が2月上旬、関東以西の広い範囲で2月中旬、北陸・東北南部では2月下旬にシーズンを迎える見込みで、東海・東北は例年並みか早い予想。

スギ・ヒノキ花粉のピークはおおむね例年並み

 スギ花粉のピークは福岡・高松・東京は2月下旬から。3月上旬~中旬は広島・大阪・名古屋・金沢・仙台など広い範囲でピークになる。ピークは10日~1か月ほど続く見込み。

 ヒノキ花粉のピークはおおむね3月下旬~4月上旬で、3月の気温が高めに推移するためヒノキのピークは例年より早い予想。期間は5日~2週間ほど続く見込み。仙台はヒノキの飛散量が少なく、はっきりとしたピークは現われない予想。

スギ・ヒノキ花粉のピーク時期

飛散量は例年に比べるとほとんどの地域で多い。四国・近畿は非常に多い

 スギ・ヒノキ、北海道のシラカバ花粉の飛散量は、例年に比べると、九州から北海道のほとんどの地域で、例年より多くなる。四国・近畿は非常に多い見込み。前シーズン(2024年)と比べると、九州から近畿では非常に多く、北陸・関東甲信・東北南部も多い傾向。東海は前シーズン並みで、東北北部と北海道は少ない。九州~近畿などは大幅に増加する見込み。

2025年春の花粉飛散量(例年比)
2025年春の花粉飛散量(前シーズン比)