無印良品の宿泊事業、新プロジェクトで「MUJI room LIBER HOTEL」12月1日開業

良品計画は、宿泊事業の新プロジェクト「MUJI room」をスタート

　良品計画は、無印良品の世界観を体感できる空間を既存の宿泊施設のなかに作る宿泊事業の新プロジェクト「MUJI room」をスタートした。

　プロジェクトの一環として12月1日に「MUJI room LIBER HOTEL」をオープンする。予約開始は9月5日から。料金は1室2名の場合6万8000円～。

　客室はリーベルホテル大阪（大阪府大阪市此花区桜島1-1-35）内に、typeA～Dの4タイプの客室を3室ずつ、計12室を作る。全タイプの部屋では、アメニティ、フードアメニティ、寝具などに無印良品のアイテムを使用する。

　typeAの部屋は、「MUJI HOTEL GINZA」をモデルにした木を基調としたシンプルで使い勝手と心地よい眠りを追求した空間。旅先でのからだと心を整える工夫を凝らしているという。

　typeBの部屋は、土の手触りを感じるタイルを基調とした空間。寝室とリビングを分ける棚に、良品計画が展開するインテリアブランド「IDÉE」とともにセレクトした民藝品や工芸品が飾られている。

　typeAとBの部屋には、洗濯機、大型の冷蔵庫、ミニキッチンなどを付属し、中長期の滞在も可能になっている。

　typeCの部屋は、最大4名で泊まれるバンクベッドを設置。木地や肌触りのよいファブリックに加え、アクセントとなるタイルを用いるなど、プレーン素材を使用している。

　typeDの部屋は、最大6名で泊まれるバンクベッドと広々としたリビングのある部屋になっている。窓際で景色を眺めながら腰掛けられるデイベッドや、大きなソファがあり、家族や友人とゆっくり滞在できるという。

　また、2025年2月に奈良県吉野町の坂本屋（奈良県吉野郡吉野町吉野山952）内に、「MUJI room SAKAMOTOYA」を3室オープンする。詳細は予約開始時に公開予定。

良品計画の宿泊事業「MUJI STAY」の事業構成