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大韓航空、787-10を日本路線に就航。個室型プレステージクラス36席、エコノミークラス289席の合計325席

2024年7月25日 就航

大韓航空がボーイング 787-10型機を日本路線から運航開始

 大韓航空は、ボーイング 787-10型機を導入したことを発表した。7月25日から成田~仁川(ソウル)線で運航を開始し、その後アメリカやヨーロッパなどの中長距離路線に投入していく。

 787-10型機は787ファミリー最大の機体で、胴体の長さは787‐9型機より長い68.3m。乗客数と貨物の搭載量を15%増やすことできるという。

 同社の787-10型機は、プレステージクラス36席、エコノミークラス289席の合計325席で構成しており、今回プレステージクラスのシート「プレステージ・スイート 2.0」も発表した。

「プレステージ・スイート 2.0」には韓国の伝統的な刺繍布ポジャギをイメージする模様をデザインしており、室内は朝鮮王朝時代の白磁のようなクリーム色、真鍮のような金色、青味がかったチャコールグレーや黒でまとめている。

 座席はドア付きの個室タイプで132cmのパーティションを装備しているため、プライバシーを保ちつつ解放感があるオープントップとなっている。

 一方、エコノミークラスは3-3-3配列シートで鮮やかな色が特徴。最大120度のリクライニングが可能で、さまざまな方向に調節できるヘッドレストを装備している。

プレステージ・スイート 2.0
エコノミークラス