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西武鉄道、JR東日本の車載ホームモニタを2025年度から実証実験。ワンマン運転線区の安全性向上へ

2024年3月26日 発表

車載ホームモニタシステムと乗務員への通知技術の概要

 西武鉄道とJR東日本は、JR東日本が導入している車載ホームモニタシステム(車両完結式)を、西武鉄道が2026年ごろにワンマン運転線区へ本導入する計画を発表した。2024年度から設計など準備に取り組み、2025年度には実証実験を開始することを目指す。

 2022年に両社が締結した覚書に基づく、技術分野での協力の一環となる。現在試験中の、乗客が列車に接近したのを検知して乗務員に通知する技術もあわせて導入する予定。西武鉄道も開発に協力することで、より早い実用化が期待できるとしている。