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東海道新幹線車内に設置していた「テレホンカード自動販売機」20台限定販売。懐かしいテレカのレプリカ付き

2024年2月19日10時~ 販売

東海道新幹線車内に設置していた実物の「テレホンカード自動販売機」を20台限定販売

 JR東海リテイリング・プラスは、かつて新幹線車内に設置していた「テレホンカード自動販売機」を2月19日10時からJR-PLUS オンラインショップで販売する。

 価格は1台2万9800円で、20台限定。本体に加え、8種類のテレホンカードの紙製レプリカと実際に自販機を設置していたN700系の車両(編成と号車)を記す証明書も付く。

 携帯電話の普及によって2021年6月30日に終了した列車公衆電話サービス。東海道新幹線では開業翌年の1965年から車内に公衆電話を設置し、その後テレホンカード自動販売機をデッキなどに導入。当時は新幹線がデザインされたテレホンカードを乗車記念として購入する人もいた。

 今回販売する“緑色のテレカ自販機”は、JR東海の0系/100系/300系/700系/N700系に設置され、世代交代とともに最新車両に載せ替えられてきたもので、1台のサイズは約17×32×43.5cm(幅×奥行×高さ)。

 前面には販売中のテレホンカードを表示する「窓」が付いており、テレホンカードのレプリカを差し込んで、いろいろな時代のテレホンカード自動販売機の姿を再現して楽しめるという。開閉時に使う鍵も付属する(別の部品に付け替えているため、当時とは異なる)。

テレホンカード自動販売機(正面)
テレホンカード自動販売機(左向き/右向き)
当時は乗車記念で購入する人もいた「テレホンカード」の紙製レプリカ8種付き。デザインは100系/300系/700系など
証明書の内容は1台ごとに異なり、そのテレホンカード自動販売機が設置されていたN700系の車両(編成と号車)を記している