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阪神高速、4号湾岸線 大浜~泉大津で終日通行止め。4月16日から10日間

リニューアル工事に伴い

2024年4月16日4時~ 実施

4号湾岸線 大浜~泉大津の上下線で、4月16日から終日通行止め

 阪神高速道路は、4号湾岸線のリニューアル工事に伴い、大浜~泉大津の上下線で終日通行止めを実施する。期間は4月16日4時から26日6時までの10日間。

 阪神高速道路および関西国際空港へのアクセスを含む周辺道路の混雑が予想されることから、クルマの利用を控えて鉄道などの公共交通機関を利用、もしくは迂回ルートの利用を検討するよう呼びかけている。

リニューアル工事

工事期間: 2024年4月16日4時~26日6時(10日間)
工事区間: 4号湾岸線 大浜~泉大津(上下線の延長11.1km)
通行止め出入口・PA:
大浜入口(南行)、大浜出口(北行)、出島出入口、石津出入口、浜寺出入口、高石出入口、助松出入口、助松JCT出入口、泉大津入口(北行)、泉大津出口(南行)、泉大津PA(海・陸)、高石PA
※大浜入口(北行)、大浜出口(南行)、泉大津入口(南行)、泉大津出口(北行)は通常どおり利用可能

 今回の工事は、構造物の長寿命化に向けた「高速道路リニューアルプロジェクト」の一環として行なうもの。

 大浜~出島は1987年の開通から約37年、出島~泉大津は1993年の開通から約30年が経過しており、橋の道路床面である鋼床版に疲労亀裂などの損傷が多く発生している。

 また同区間は開通以来、一度も通行止めなどによる大規模補修工事を実施しておらず、ほかの区間と比較しても穴ぼこ(ポットホール)などの舗装損傷が顕在化。その都度応急的な車線規制工事により補修を繰り返してきた。

 今回のリニューアル工事では、高性能床版防水やSFRC(鋼繊維補強コンクリート)舗装などの施工で構造物を補強するとともに、分かりやすい道路案内のための案内標識レイアウト改善、カラー舗装の実施、合流部やカーブ区間での安全対策、電気設備の更新やPAのトイレ改修なども行なっていく。

 なおリニューアル工事の特設サイトでは、通行止め詳細や迂回情報、交通影響の予測などを公開している。