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ディズニーの“魔法の瞬間”を写真家が切り取る「イマジニング・ザ・マジック」の全グッズが公開! ゲストの記憶とリンクする胸にグッとくる1枚を見つけたい

2023年8月 開始

「イマジニング・ザ・マジック」関連グッズの第2弾・第3弾が発表に

10年以上続く、東京ディズニーリゾートの魔法を「画像化」する著名な写真家との取り組み

 東京ディズニーリゾート フォトグラフィープロジェクト「イマジニング・ザ・マジック」は、写真家やアーティストが東京ディズニーリゾートの魅力を紹介するプロジェクト。

「Imagining the Magic(=魔法を想像する)」のロゴのImaginingの「in」が薄くなっているのは、inを取ることで「Imaging(=魔法を画像化する)」を表現している。

 2014年7月から公式ブログで写真家やアーティストとコラボした作品を毎月発表しており、ハービー・山口氏、本城直季氏、三好和義氏、市橋織江氏らによる写真作品や、清川あさみ氏のアート作品の発表など数多くの作品を公開した。数年間かけて写真集やグッズの発売も実施しており、特に六本木・東京ミッドタウンにあるFUJIFILM SQUAREの「富士フイルムフォトサロン 東京」で行なった写真展では大勢の来場者があった。

東京ディズニーリゾート・フォトグラフィープロジェクト「イマジニング・ザ・マジック」のWebサイトではプロジェクトの全体がチェックできる

 その後も、継続的に写真集や絵本などの発売などを行なっており、2018年からは東京ディズニーリゾート開園35周年を記念して蜷川実花氏を起用。特にディズニープリンセスたちが蜷川ワールドで華やかに表現され、話題を集めた。2020年にも再度、蜷川実花氏が起用され、2023年4月にはミニーマウスの写真集「Tokyo Disney Resort Photography Project Imagining the Magic Photographer Mika Ninagawa BLOOMING COLORS」(講談社)が発売されたばかり。

 そして8月、東京ディズニーリゾート開園40周年を記念してスタートしたのが、写真家・映像監督の奥山由之氏とのプロジェクトだ。奥山由之氏は、写真家としてはもちろん、映像監督としても広く知られるクリエイター。映画やテレビCM、MVなどの映像作品では、ポカリスエットやコカ・コーラのCM、サカナクション、米津玄師、星野源のMVなども制作。写真家としては2011年に若干20歳で自身初の写真集「Girl」が写真界の登竜門である「写真新世紀」の優秀賞を受賞。数多くのアーティストのCDジャケットや、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」のメインビジュアルなど、広告や雑誌でも広く活躍している。

 そんな奥山由之氏の「イマジニング・ザ・マジック」は第1弾から第3弾に分けて展開されるが、第1弾では、ミッキーマウスと仲間たちをスローシンクロによる残像で印象的に表現したアートな作品が販売された。

第2弾の作品はゲストの懐かしい記憶に触れるような映像作品たち

 12月7日に販売が開始される第2弾では、第1弾とはがらりと雰囲気が違い、ディズニーの仲間たちのパークでの日常をフィルムカメラで撮影した作品が中心。レトロ感のある質感の写真に写るのは「ミッキーマウスと仲間たち」だが、キャラクターであると同時に、ゲスト自身がいつか体験した、記憶のなかの一場面でもあるという。

 キャラクターたちの姿が自分の記憶に重なると、当時の記憶や感覚をふっと思い出し、胸がときめいたり、胸が締め付けられるような、心拍数が上がる経験ができるかもしれない。キャラクターのキュートさや魅力をストレートに表現するキャラクター写真とは雰囲気も違うが、写真家による作品は長く部屋に飾っても飽きることがなく、誰がいつ見るかでも受け取り方が変わる魅力がある。今回の「イマジニング・ザ・マジック」の一連の作品も、東京ディズニーリゾートをテーマにしたアート作品として楽しみたい。

 今回発売される作品のなかで注目は、「レンズ付きフィルム用ケース」(各1100円)。「写ルンです シンプルエース」用のカバーで、別売りの写ルンですをセットして使うカバー。パークでレトロ感のあるエモーショナルな写真にチャレンジしてみよう。

別売りの「写ルンです」をセットして使う「レンズ付きフィルム用ケース」(各1100円)。中身を入れ替えて繰り返し使える

 2L版の「写真」(500円)は40種類が登場。「どれが一番キャラクターがかわいく写っているか」というより、「どれが一番自分の記憶とリンクするか」という視点で探すと、自分のための1枚が見つかるだろう。この「写真」(500円)は、インテリアとして部屋に飾るとより魅力が伝わる。専用の「フォト用パネル」(1200円)も同時発売されるので、セットで購入するのがお勧めだ。

「写真」(500円)は全40種類を一気に販売する。「こんな写真を自分も撮ったかもしれない」という視点で自分の1枚を探してみたい
写真作品がぎゅっと詰まったA4サイズ2枚のセット「クリアホルダーセット」(800円)もお勧め

「イマジニング・ザ・マジック」は2024年1月23日にも第3弾が発売予定で、今回第3弾のアイテムも公開されている。第1弾~第3弾の作品を集めた「写真集」(5800円)もこのタイミングでの発売だ。第1弾のアートを使ったミニサイズのバッグも付属しており、書店に流通する書籍ではなく、パーク内でのみ販売される。こちらも表紙や、広げた状態で棚に飾ると、素敵なインテリアになりそうな落ち着いたデザインだ。プロジェクトの発表時に公開された、シンデレラ城前でキャラクターたちがジャンプする作品を使った「アートパネル」(1万円)やクリアホルダー、写真なども第3弾で登場する。

パーク内でのみ発売される「写真集」(5800円)は第1弾のアートを使ったミニサイズのバッグが付属

12月には「イマジニング・ザ・マジック」の写真展も開催予定

 今回も、過去のプロジェクトと同様にFUJIFILM SQUAREの「富士フイルムフォトサロン 東京」で写真展が実施される。今回は地方での巡回展の予定はない。開催期間は12月1日~21日。写真はプリントされるサイズによって受ける印象が大きく変わるので、ぜひ大判でしっかりプリントされた作品の形で、“魔法の瞬間”を体験してほしい。

東京ディズニーリゾート・フォトグラフィープロジェクト「イマジニング・ザ・マジック」写真展~リフレクション・オブ・ドリームス~

会期: 2023年12月1日~21日
開館時間: 10時~19時(最終日は14時まで)
会場: FUJIFILM SQUARE(東京都港区赤坂9-7-3
入館料: 無料