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JR西日本、第4種踏切向け「踏切ゲート-Lite」整備計画を発表。バーは持ち上げ式、左右確認を促進

2023年9月28日 発表

設置イメージ

 JR西日本は、警報機のない踏切である第4種踏切向けの簡易遮断機「踏切ゲート-Lite」を、2025年度末までに約220か所に整備する計画を明らかにした。第4種踏切が多く残る中国地方に最大となる約130か所設置するほか、北陸地方に約20か所、近畿地方にも約10か所整備する予定。

「踏切ゲート-Lite」は、第4種踏切のうち歩行者・自転車・二輪車が通行できる踏切で一時停止や左右確認を促すための遮断機。踏切進入時は遮断桿を持ち上げて、退出時は遮断桿を持ち上げるか前に押して通行する。7月に開発を行なった旨を公表しており、「準備出来次第、設置を進めてまいります」としていた。

 JR西日本ではすでに発泡スチロール製の「踏切ゲート」を開発・設置していたが、「Lite」では安全性・施工性が向上しているという。

整備計画