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ディズニーシー新エリア、ピーターパンのネバーランドは「ピクシーダストでボートが空を飛ぶ!」。ディズニーのクリエイター集団イマジニアに見どころを聞いた

2023年8月24日 公開

東京ディズニーシーの「ピーターパンのネバーランド」工事現場が初公開された

 オリエンタルランドは、東京ディズニーシー大規模開発「ファンタジースプリングス」の工事現場を報道陣に初公開した。東京ディズニーシー8番目の新テーマポートは2024年春に開業予定だ。

 総開発面積約14万m2(テーマパーク・ホテルエリア約10万m2)で、開発費用は総額3200億円(予定)。

 今回は映画ピーターパンのエリア「ピーターパンのネバーランド」について、アトラクションなどの企画・設計を行なうクリエイター集団「ウォルト・ディズニー・イマジニアリング」の担当者にこだわりを聞いてみた。

ロストキッズ気分で大冒険! 空飛ぶボートに乗ってフック船長&海賊たちとバトルも

 ピーターパンのネバーランドは、2つのアトラクションと1つのレストランで構成する。同エリアを担当するDavid Edminster氏は、アトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」について「ティンカーベルのピクシーダストで、ゲストの乗るボートが空飛ぶボートに!」と教えてくれた。

 ウェンディの弟ジョンを助けにロストキッズの一員となり冒険へ出かけるとのことで、途中フック船長と海賊とのバトルもあるという。さらに「1953年の作品から映像や印象的な音楽も使用している」とのこと。こちらはゴーグルをかけて楽しむ3Dタイプ。同氏は「ここまでできあがったことは私の誇り。ゲストが楽しんでくれることを楽しみにしている」と語ってくれた。

 また、お隣のレストラン「ルックアウト・クックアウト」も紹介。海岸で拾ってきた残骸製とのことで、さまざまなパーツで構成されたレストランは、大きな船が逆さまになっているなどダイナミックな造形がポイントだ。

 なお、エリア内には「ロストキッズがいるネバーランドであることがしっかり分かるように」と、映画のなかのシーンも再現。また「ネバーランド全体に彼らが遊んだゲームがいくつかあり、ゲストも楽しむことができる」とウォークスルーの途中でいろいろと見せてもらえた。

「ピクシーホロウ」は、魔法でフェアリーサイズに縮む! かわいいバギーにご注目を

 続いて「ピクシーホロウ」へ。こちらではNga kwan Chan氏がエリア内をエスコート。「アトラクションは、まだ乗れませんが、ちょっぴり覗きたいですよね」と、大きなキノコやテーブル、鳥籠製の巨大な屋根をお披露目した。

 なぜ、巨大な造形があふれているのかについて「このメインエントリーポータルの下をくぐると、魔法がかかりフェアリーサイズに縮むから」と教えてくれた。その先には妖精たちが住む「ピクシーホロウ」があるとのこと。

 アトラクション「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」は、「とにかくバギーがかわいい!」と太鼓判。そして「昼と夜と異なった体験ができますよ!」との情報も教えてもらえた。