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富士急ハイランドの新コースター「ZOKKON」に乗ってみた! 前のめりでバイクに乗りサーキットを激しく疾走!!【主観視点動画あり】
2023年7月7日 13:57
- 2023年7月20日 オープン
富士急ハイランドは、新コースター「ZOKKON(ぞっこん)」のオープンに先駆けて内覧会を実施した。
「ZOKKON」は、総工費約45億円を費やした12年ぶりの新作となるコースター。いち早く試乗することができたので、その様子をお届けする。
LEDライトを搭載したバイク型のライドに乗り込んでハンドルを握りしめ、右に左に駆け巡ることで全身で爽快な風を感じられる。リニアランチ方式による4回の加速や次々と訪れる旋回、トンネル内の走行、逆走など、自分で思い切りスピードを出して運転しているかのような感覚が体験できるギミックが満載だ。これまでのジェットコースターとは異なり、リニアモーターカーに採用されるようななめらかなシステムが使われているため、まるでバイクに乗っているかのような感覚が楽しめた。
また、車体の足元付近にオーディオシステムが搭載されており、音楽を聴きながらコースターならではのスピード感や爽快感が味わえる。コース終盤で屋内で一時停止し、音楽と連動した映像演出を楽しんだあとは、さらに加速。ここからはより勢いのある浮遊感が待ち受けていた。
なお、乗車中に流れる音楽は、「SEKAI NO OWARI」が書き下ろしで制作したオリジナル楽曲となる。リズミカルな曲調で、サーキットを駆け抜けているかのような感覚を全身で受けることができた。
筆者はあまりジェットコースター特有の浮遊感が得意な方ではないのだが、サイクリングが好きなこともあり、前傾姿勢で勢いに乗る「ZOKKON」は純粋に楽しむことができた。「ZOKKON」の企画担当者も、「このコースターはジェットコースター初心者にこそ乗ってほしい。そこから富士急のさらに激しいアトラクションにチャレンジしてほしい」と述べていたので、恐怖心と興味の間で葛藤しているのであればまず「ZOKKON」に乗ってみるのがお勧めだ。リニア加速でスピード感があり、サーキットを激しく疾走する感覚が体験できるので、バイク好きにももってこいのアトラクションといえる。
有名店とのコラボメニューも続々登場!
この夏は、富士急ハイランドに新たなフードが続々と誕生する。今回のプレス内覧会では、有名店とのコラボメニューを試食した。写真はチュロス以外は試食サイズなので、実際はもっと多めに提供される。
新たに加わるコラボメニューは、千葉県松戸のつけ麺店「中華蕎麦 とみ田」監修のオリジナルつけ麺、「カレーハウス CoCo壱番屋」監修の限定キーマカレーほうとう、「福よし」監修のとろけるハンバーグプレート、「KUROBOSHI」監修の手づくりにこだわった米粉チュロス。