JAF、路面電車の走る地域でのクルマ運転危険予知映像。行楽シーズンのドライブ前に予習を

JAFが危険予知・事故回避トレーニング映像の路面電車編を公開

　JAF（日本自動車連盟）は、路面電車の走行する地域における「実写版」危険予知・事故回避トレーニング映像を公開した。広島電鉄の協力を得て撮影したもので、GWや夏休みなど行楽シーズンで不慣れな土地を運転する際の注意喚起としても有効な内容になっている。

　路面電車の絡む道路障害の発生件数のうち、約75％は「自動車ドライバーの右後方安全確認不足」であり、映像の1本目では軌道敷をまたぐ右折時の危険性を、2本目では電停（停留所）付近での危険予知について解説している。

　路面電車の走行する地域では、軌道敷を走る路面電車の優先度や路面電車専用の黄色灯火の矢印信号など、不慣れなドライバーには間違えやすいルールがある。映像はどちらもかなりヒヤッとする内容になっており、該当地域で運転する予定があるなら動画を見て予習しておくとよいだろう。