富士河口湖町に複合型アウトドアパーク開業。アドベンチャースポーツに手ぶらでキャンプも

「フォレストアドベンチャー・フジ」

　フォレストアドベンチャーは、河口湖で複合型アウトドアパークを4月22日にオープンする。

　2022年10月に同地で開業したオートキャンプ場「＆GREEN」に加え、2022年まで近隣の鳴沢村で営業していた「フォレストアドベンチャー・フジ」と「トレイルアドベンチャー・フジ」を隣接地へと移転することで、新たに複合型アウトドアパークとして生まれ変わる。

「フォレストアドベンチャー・フジ」は、フランス発祥のアドベンチャースポーツを取り入れた日本初の自然共生型アウトドアパークとして2006年にオープン。自然の立木の地上2〜15mの位置に設置された足場に登り、そこから別の木に空中散歩で移動、地上へはジップスライドで一気に滑り降りる、大人も子供も楽しめる内容となっている。

　今回の移転に伴い、安全システムや内容を一新。料金は時間制で60分3000円/人から、コース内を自由に回れるため、利用者のレベルに応じて楽しめる。ほかにもジップスライドのみ気軽に遊べるコースも用意している。利用条件は小学1年生以上かつ、身長110cm以上、体重100kgまで。一般利用以外に学校団体などの貸切利用や、企業研修でも利用可能となっている。

「トレイルアドベンチャー・フジ」

「トレイルアドベンチャー・フジ」では、森の中に配した滑らかな土の路面が3次元にうねるように続くコースをマウンテンバイクなどでまわるアウトドアスポーツを体験できる。今回のリニューアルでは、土で作られたルートに加え、バイクのライドスキル上達を目的とした新エリア「バランスガーデン」を設置。シーソーや一本橋などバランス力を必要とするセクションがあり、通常のルートに活かせる技術を身につけられる。ルート・フィールドともに拡大し、難易度も選択可能となったことで初心者から中級者まで幅広く楽しめるという。

　また4月23日にはマウンテンバイクイベントを開催し、メーカーやショップのブース出展、試乗体験会からプロライダー浦上太郎氏によるジャンプセッションやレクチャー会などを予定している。

「＆GREEN」

　フォレストアドベンチャー・フジとトレイルアドベンチャー・フジには、2022年秋から営業しているキャンプサイト「＆GREEN」を併設する。キャンプ初心者やファミリー、女性が過ごしやすいキャンプ場をコンセプトに、日陰や電源付きサイトの多いこもれびエリア、ペットの同伴が可能で星空観察に最適なひだまりエリアに分かれ、計47サイトを展開する。清潔なシャワールームやゴミの回収、場内に利用者用Wi-Fiを備えており、キャンプ用品の貸出も行なっているため、手ぶらでの利用も可能。