ニュース

JRグループ、2023年3月18日にダイヤ改正。東海道新幹線・上越新幹線で所要時間短縮など

2023年3月18日 実施

新幹線では「N700S」の使用列車が増加する

 JRグループでは、2023年3月18日にダイヤ改正を実施する。ここでは主な改正ポイントについて記述する。

 東海道新幹線では、定期「のぞみ」19本で東京駅~新大阪駅間の所要時間を短縮し、臨時列車の増発を行なう。また、「N700S」で運転する列車を増やすとともに、ビジネスブース設置車両について時刻表への掲載を開始する。

 上越新幹線では、車両をE7系に統一。最高速度を275km/hに引き上げ、所要時間短縮を図る。同じく大宮駅~高崎駅間を走行する北陸新幹線についても所要時間が減少する。

 高崎線の特急「草津」「あかぎ」にはE257系のリニューアル車両を導入するとともに、「あずさ」「ひたち」などと同様の全車指定席サービスを開始する。これに伴い「草津」は「草津・白根」に改称し、「スワローあかぎ」は「あかぎ」に統合する。

 JR西日本の東海道本線支線(新大阪駅~西九条駅間)には大阪駅の地下ホームを設置。同区間を走行する特急「はるか」「くろしお」が停車するほか、おおさか東線の列車が大阪駅までの運転となる。

 このほか、田沢湖線の盛岡駅~大釜駅間に前潟駅が、京葉線の新習志野駅~海浜幕張駅間に幕張豊砂駅がそれぞれ新規開業する。