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全国旅行支援のワクチン接種証明はアプリが簡単! 発行の手順を解説します

2022年10月11日~12月20日 実施

ワクチン接種証明をアプリで取得するには?

 10月20日から東京でも全国旅行支援が始まることで、コロナ禍で控えていた旅行に久しぶりに行ってみよう、という人は多いのではないだろうか。

 その際に気を付けたいのが、助成を受ける要件に「新型コロナウイルスのワクチンを3回以上接種している」または「PCR検査などの陰性証明を提示する」が設けられていることだ。都民向けの観光促進事業「もっとTokyo」でも、同様の要件を用意している。

全国旅行支援で旅行者が助成を受けるには

対象者: 日本在住者
要件1: 在住地を証明できる公的な身分証
要件2(どちらか):
・ワクチン3回以上接種(「県民は2回以上」とする自治体もある)
・PCR検査などの陰性証明

 このワクチン接種証明/陰性証明は宿泊先でのチェックイン時に提示を求められるのだが、証明書を忘れてしまうと助成が受けられない(クーポンも受け取れない)ため、書類で持ち歩くよりもデジタル庁の「接種証明書アプリ」(Android版/iOS版)を利用するのが手軽で確実だ。ただし、アプリでの接種証明の発行にはマイナンバーカードを保有している必要がある。

「接種証明書アプリ」の接種証明発行手順

まずは「接種証明書アプリ」(Android版/iOS版)をダウンロードする。以下、画面はiPhone(iOS)の場合
起動直後の画面。「証明書を発行」のボタンを押す
用途を選択する。海外旅行に行く予定があるなら「海外用」も有効にして先に進める(要パスポート)
マイナンバーカードに設定した4桁の数字を入力する
カードの読み取りを行なう。画面はiPhoneの場合で、機種ごとに読み取り位置は多少異なる
スマートフォンの背面にカードを置いて読み取りを行なう
読み取りが始まると画面の表示が変わるので、完了するまでしばらく動かさずに待とう
読み取りが終わった
接種時の居住地を選択する
接種記録が見付かる
接種証明書が発行された
最初の画面に戻ると証明書を確認できる
「詳細を表示」を選ぶとQRコードを表示することもできる

 なお、接種証明書をどうしても紙で携行したいという場合は、マイナンバーカードを所持しているなら国の「コンビニ交付サービス」(発行料120円)を利用するか、居住地の自治体に申請して郵送などで発行する必要がある。

 また、ワクチンを接種すると、接種年月日と接種会場の記載とともにワクチン種別を表わすシールが接種券に貼付されるが、これをもって接種証明として扱う自治体もあるので、詳細はそれぞれの全国旅行支援のWebサイトで確かめてほしい。

シール貼付済みの接種券を接種証明として扱ってくれる自治体もある