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台風14号、19日に九州に接近、48時間降水量600mm超の可能性。3連休は西日本の広い範囲で大雨・暴風に警戒を

日本気象協会、今後の見通し発表

2022年9月15日 発表

日本気象協会が台風14号の見通し発表。19日に九州に接近・上陸の可能性

 日本気象協会は、台風第14号に伴う今後の大雨と災害の見通しに関する情報を発表した。

 9月14日に発生した台風14号は発達しながら西へ進み、16日ごろから進路が北向きに変わる見込み。18日ごろには南西諸島に接近し、19日には九州に接近、または上陸する恐れがあるという。

 また九州や四国、紀伊半島など、山地の南東斜面で雨量が多くなる予想。特に宮崎県や鹿児島県では48時間降水量が600mm超となり、過去に観測された雨量を上回る可能性がある。その後、20日にかけて東日本~北日本にも大雨や暴風の可能性があり、警戒が必要としている。

 なおJR九州とJR西日本では、台風14号接近の影響により9月17日~19日にかけて一部区間で列車の大幅な遅れや運転見合わせの可能性があるとアナウンスしている。最新の運行情報についてはそれぞれの公式Webサイトなどを確認していただきたい。

瞬間風速30m/s以上の風が吹く確率分布。(日中:6時~18時/夜間:18時~翌6時)