旅レポ
香港の新しい再開発エリアの中心に建つ「ドーセット・カイタック香港」に泊まってみた
2026年3月6日 12:00
香港発のホテルブランド「ドーセット(Dorsett)」を手がける、「ドーセット・ホスピタリティ・インターナショナル」が主催する、メディア向け香港ツアーに参加してきた。
ドーセット・ホスピタリティ・インターナショナルは、2007年に香港で設立されアジアを中心に急成長を遂げつつあるグループ。「ドーセット」「ダオ(d a O)・バイ・ドーセット」「d.コレクション」「シルカ」といったホテルブランドで、香港や中国本土だけでなく、オーストラリア、イギリス、マレーシア、シンガポールなどに現在54施設を展開する。
日本国内でも戦略パートナーのアゴーラ・ホスピタリティー・グループと協力して「ドーセット・バイ・アゴーラ」を展開している。その日本初進出は、「ドーセット・バイ・アゴーラ・大阪堺」として、2025年3月25日に開業している。
今回訪れたホテルは、「ドーセット・カイタック香港」(43 Shing Kai Rd, Kowloon City, Hong Kong)。カイタック(啓徳)地区は、ヴィクトリア・ハーバーに面し、かつて啓徳空港や九龍城区があり、再開発された新しいエリアとなっている。
香港への空路はグレーターベイ航空の737-800型機で
香港に向かう飛行機は、「グレーターベイ・エアラインズ(グレーターベイ航空)」という、香港に本社を構える2022年に設立された新しいエアラインに搭乗した。
日本就航は成田空港発着で2023年1月と新しく、その後も関空、仙台、新千歳、福岡と路線を拡大中だ。リーズナブルな価格設定ながら充実したサービスを受けられるのを特徴としていて、徹底した低価格重視のLCCとは少し趣が異なる。
日本からの便は基本的に受託手荷物(20kg)も含まれていて、お茶と軽食も付く。機内食が食べたい場合には、別に注文することも可能となっている。機内食の注文は事前にネットから予約が可能で、その場合には少し安価になる。
シートはエコノミーが基本なのだが、一部路線にはビジネスシートも用意されつつあるとのこと。搭乗した機材は往復ともボーイング 737-800型機で、こちらはまだビジネスシートの設定はなかった。
ちなみにグレーターベイ(粤港澳大湾)とは、香港のマカオから中国南部広東省(深圳や広州などが含まれる)にまたがる湾状の観光地の多いエリアを指している。
開業まもない「ドーセット・カイタック香港」でスイートルームに宿泊
ドーセット・カイタック香港は、2024年9月26日に開業、16階建てで373室を擁し、ドーセットではフラグシップに位置付けているホテル。周囲には、開閉屋根を備えた5万人を収容する巨大なカイタック・スタジアムや運動場、ショッピングモールのある「カイタック・スポーツパーク」があり、それらを最上階のバーとプール、バルコニーのある部屋から見渡すことができる。
総室数は373室あり、6タイプのスイートと6タイプの客室を揃える。バルコニー付き客室も21室あり、この部屋ではペット同伴の宿泊にも対応する。ほとんどの客室でカイタック・スタジアムやビクトリア・ハーバーの眺望を楽しむことができるという。
もっとも広く、380m2の「プレジデンシャル ハーバービュー プールスイート」は、ゆったりとしたリビングエリアと広い屋外ガーデン、プライベートプールを備えている。特にプライベートプールはひときわ広く、カイタック・スタジアムを眺めながら泳ぐことができる。定員は3名まで。
130m2で2番目に広い「ガーデンペントハウス ハーバービュー 2ベッドルームスイート」は、贅沢なリビングエリアと2つのベッドルームがあり、ビクトリアハーバーとカイタックの街並みの眺望が楽しめる角部屋の広いスイートとなっている。定員は4名まで。
宿泊した客室は「スタジオスイート」でバルコニーがないタイプだったが、同じ「スタジオスイート」でバルコニー付きもある。40m2のスイートだが、リビングスペースとカウンターのあるキッチンもあり、十分に広い。同じ40m2の広さで、リビングスペースとベッドルームに仕切りのある「エグゼクティブスイート」も用意していて、こちらにはシャワーブースのみで浴槽がない。これらはいずれも、定員3名まで。
「プレミアハーバービュールーム」は、もっとも部屋数が多い一般的な客室。23~24m2の広さがある。1ベッドで、窓際に丸テーブルにイスと小さめのソファがあり、くつろげる工夫がされている。定員2名まで。
「180 スポーツグラウンドビュー バリアフリールーム」は、車イスでの利用が考えられたバリアフリー対応客室。窓からは運動場が一望できる。定員2名まで。
室内のアメニティは、宿泊した客室「スタジオスイート」のものを紹介しておこう。スイートルームなので、一般客室とは異なっているが、基本的にアメニティは必要最小限にとどめられていて、必要な場合にはロビーの自販機で購入するシステムになっている。
15階には、スカイバーの「Jin Bo Law」とプールがあり、オープンエアの席で香港の夜景を見ながらアルコール類が楽しめる。ノンアルコールのカクテル「モクテル」も充実しているので、アルコールが苦手でも、夜景を楽しんでみることをお勧めする。
2階にはレストランがあり、中華の「Kai Fuk Lau(啓福樓)」とイタリアンの「Siete Ocho」、朝はビュッフェとして、時間帯に応じてレストランを入れ替える形式となっている。































































































