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箱根登山バス、乗合旅客運賃を改定。初乗り運賃は200円に

2022年10月1日 改定

箱根登山バスは乗合旅客運賃を改定する

 箱根登山バスは、関東運輸局に一般乗合旅客自動車運送事業の上限運賃変更認可申請を行なった。

 観光路線においては、2015年と2019年の大涌谷周辺における噴火警戒レベルの引き上げや、2019年の大型台風による自然災害の発生、コロナ禍を受けた観光需要の低迷により、利用者数の下振れが継続するとみられている。生活路線についても、少子高齢化による人口構造の変化や、在宅勤務などの新しい生活様式の浸透により、引き続き厳しい事業環境が続くことが予想される。

 このような状況に鑑み、平均改定率を15.5%とし、原稿160円~180円の初乗り運賃を200円に改定する。なお、均一運賃である湯河原コミュニティバスの運賃は据え置く。