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フランス、入国時の検疫手続きを撤廃。衛生緊急事態を終了

2022年8月1日 撤廃

フランスは入国時の検疫手続きを撤廃した

 フランスは、新型コロナウイルス感染症対策のために敷かれた衛生緊急事態を終了し、国境における検疫措置を解除した。

 8月1日以降、フランスへの渡航者に対してこれまで適用されていたルールを撤廃。渡航者はフランス(本国・海外領土)到着前にすべき手続きがなくなったほか、出発国や地域に関わらず衛生パスの提示が求められなくなった。旅行証明書も一切求められず、感染していない旨の宣誓書や到着時に抗原検査か生物学的検査を受ける旨の誓約書を提示する必要もない。

 フランス本土と各海外領土間の移動についても同様となる。フランスから他国を訪問する際も、旅行理由証明書や出国証明書をフランス当局から求められることはない。