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セイコー、1965年の2代目キングセイコー復刻モデルを1700本限定で販売

2022年7月8日 発売

セイコーは1965年の2代目キングセイコー復刻モデルを発売する

 セイコーウオッチは、「キングセイコー」から「The Newest Classic」を表現した2機種を7月8日に発売する。

「KSK」と呼ばれる2代目キングセイコーの復刻モデルは、世界限定1700本で、価格は38万5000円。亀戸天神の藤波にインスパイアされたスペシャルエディションは、21万4500円となる。

2代目キングセイコー

 KSK復刻モデルは、当時のデザインを忠実に再現しつつ、オリジナルのステンレススチールモデルにはないデザインを加えた。ダイヤルにはシャンパンシルバーを採用し、多面カットを施したインデックスとシャープな形状の針にはイエローゴールドカラーを用いる。歪みのない鏡面仕上げを施したケースは、シャープな形状が特徴的。当時のアクリルガラスのシルエットをより広い見切りで再現するため開発されたボックス型サファイアガラスには、内面無反射コーティングを施す。

 裏蓋には、キングセイコーの「盾」をモチーフとしたブランドマークをあしらったイエローゴールドカラーのメダリオンを施す。また、竜頭の繊細なセイコーロゴと防水仕様の証であった「W」のマーク、美錠のセイコーロゴなど、随所に「KSK」の意匠を再現している。

 さらに、キングセイコーが誕生した東京・亀戸の工場の近くに佇む亀戸天神社の藤波にインスパイアされたモデルも。藤の美しさを表現した紫色のダイヤルに放射仕上げを施し、グラデーションを加えることで藤波を表現している。KSKのデザインも受け継ぎ、立体的なインデックスや太く長い針によって視認性を確保した。12時位置のインデックスもKSKから受け継いだ形状となっている。

キングセイコーが誕生した工場の近くに佇む亀戸天神社の藤波にインスパイアされたモデル