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ANA、シートなどオークション出品。国際線ビジネスクラスのモックアップ、モデルプレーン、機体識別板

2022年3月22日~27日 入札期間

全日空商事は「SorANAkaヤフオク!店」のオークション第3弾を実施する

 ANA(全日本空輸)グループの全日空商事は、「SorANAka(ソラナカ)ヤフオク!店」で、第3弾オークションの入札を3月22日10時~3月27日20時~21時頃の期間に受け付ける。今回の出品アイテムは、国際線ビジネスクラスのモックアップシート、モデルプレーン、機体識別板の3点。

 モックアップシートは、シートポジションタイプとベッドポジションタイプの2台セットで、入札開始価格は7773円となる。

 シートを互い違いに置くことでどの席からも直接通路に出られる全席通路側スタイル「スタッガードシート配列」を採用していた。配列次第で、シート・ベッドの両パターンを楽しめる。前にシートポジションタイプ、後ろにベッドポジションタイプを配置することで、シートポジションタイプ背面に設置しているオットマン部分とベッドポジションタイプのシートを連ねてベッドとしても使用できる。

国際線ビジネスクラスのモックアップシート

 モデルプレーンは、ボーイング 747-400型機の1/100サイズのデスクスタンドタイプ2機をセットにしたもので、入札開始価格は744円。

 全日空ロゴ(JA8094)は、同機種の導入を記念して製作された非売品モデルで、機体には全日空の漢字ロゴと国際線仕様機を表す英文ロゴ(ALL NIPPON AIRWAYS)をデザインした。水平に塗り分けた翼端のウイングレットなどテクノジャンボと呼ばれた1990年導入当時の塗装を施している。エンジンナセルが在来型747と同じ形状をしているのは、同モデルが極初期の公式図面に基づいて導入時に製作されたことを示している。

 もう1機のANAロゴ(JA8098)のモデルプレーンは、機体塗装が全日空ロゴからANAロゴに変わった時期に製造された非売品モデルとなっている。

全日空ロゴのモデルプレーン
ANAロゴのモデルプレーン

 機体識別板は、ANAで就航していたボーイング 737-500型機(JA306K)に設置していたもので、入札開始価格は737円。

 ANAの航空機には必ず備えられているもので、コクピット内に取りつけられていた。所有者の変更や所有者住所が変わった際に都度変更する必要があり、エアーニッポン時代、ANA時代、ANAホールディングス(ANAウイングス運航)時代のものを出品する。

機体識別板