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JR東日本、山手線(E235系)の自動運転試験を終電後に実施
速度など必要な情報を投影するヘッドアップディスプレイもテスト
2018年12月4日 21:05
- 2018年12月4日 発表
- 2018年12月29日/30日、2019年1月5日/6日 試験実施
JR東日本(東日本旅客鉄道)は12月4日、山手線のE235系車両1編成(11両)を使い「ATO(Automatic Train Operation:自動列車運転装置)」の試験と、投影型ヘッドアップディスプレイの視認性試験を行なうことを発表した。
JR東日本が開発しているATOは、一般的なATO機能に加え、列車の遅れや急な徐行などの条件を反映して最適に運行する高性能なものだという。また、ヘッドアップディスプレイは、運転士が運転中に必要な情報を運転台の前方に直接投影することができる。
試験は2018年12月29日/30日、2019年1月5日/6日各日の終電後に、山手線全線(34.5km)を使って実施。加速、惰行、減速など車両の制御機能と乗り心地、想定されるさまざまな走行パターン、ヘッドアップディスプレイの視認性を評価し、課題の抽出を行なう。