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国道17号「新三国トンネル」が3月19日開通。群馬~新潟県境“上越国境”の安全性向上

2022年2月3日 発表

国道17号「新三国トンネル」が3月19日に開通

 国土交通省 関東地方整備局 高崎河川国道事務所は2月3日、群馬県と新潟県の県境にある国道17号「新三国トンネル」を、3月19日に開通することを発表した。

 群馬県みなかみ町から新潟県湯沢町三国の区間において進められている「国道17号 三国防災」事業として整備が進められているもの。現「三国トンネル」は老朽化が進み、度重なる覆工の増厚による補修で大型車同士のすれ違いが困難となっている。

 一方、本道は上越国境を通過する唯一の一般道であり、関越自動車道(E17)通行止め時には代替路として機能するなど重要な役割を担う幹線道路であることから、新三国トンネル整備により交通ネットワークの確保、安全性の向上を図る。

 新三国トンネルは2017年8月~2019年8月にトンネル掘削工事を実施。今回の開通区間は約1.7km、うちトンネル区間が約1.2kmとなる。

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