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ホテル日航熊本、4月に全面リニューアル完了。13室限定の「モダンジャパニーズツイン」新設

2022年2月1日 発表

ホテル日航熊本は、2019年から段階的に実施している客室の全面改装を4月に完了。8階に新客室「モダンジャパニーズツイン」が登場する

 ニッコー・ホテルズ・インターナショナルは2月1日、ホテル日航熊本(熊本市中央区)で2019年1月から実施している客室改装が、2022年4月に完了し、全客室フロアのリニューアルが完了することを発表した。リニューアルオープンは4月11日を予定している。

 当初は2021年春に完了する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で工期を延期。年度内に実施する8階/9階/10階の83室の改装と、13階/14階の浴室の改修をもって完了し、全面リニューアルとなる。

 リニューアル後は全客室が禁煙ルームとなるほか、バスアメニティにタラソテラピー(海洋療法)に基づく仏タルゴ製品の技術を日本人仕様にした国内生産の「THALGO(タルゴ)」を使用。全客室にセーフティボックスも装備する。

 デザインは、「和」「熊本らしさ」をコンセプトに家具を一新し、明るく清潔感のあるインテリアでモダンな雰囲気を演出するほか、「火の国・水の国 熊本」のイメージで、廊下から客室まで統一性のあるデザイン・カラースキームを採用。郷土の伝統工芸「手まり」やアートワーク、フロアスタンドライト、カーテンなど、「和」のイメージから連想した要素を盛り込むことで、「熊本らしさ」を感じられる空間にしている。

 従来のシングルルームを廃止して幅1600mmのクイーンサイズベッドを採用した「クイーンルーム」とし、ダブルルーム需要の多い訪日外国人にも十分に対応できるようにするほか、一部のツインルームにはシモンズの「トランドル(親子)ベッド」を採用することでトリプルユースでも通常タイプのベッドと変わらない寝心地を実現する。

客室イメージ

 8階には、熊本城の風格と日本の伝統美を感じられる和風モダンな空間「モダンジャパニーズツイン」を13室新設。客室正面奥に、唐破風のデザインをモチーフとした火灯窓が配され、脇には床柱をしつらえた袖壁、そばには壁掛け鏡と多目的に利用できるドレッサーを配置。アートワークは熊本県鳥「ひばり」をテーマにしている。ベッドは幅1200mmのベッド2台を並べ、最大幅2400mmのベッドとしても使えるスタイルとした。

「モダンジャパニーズツイン」客室
ホテル日航熊本