ニュース

スマスイリニューアル着工。須磨海浜水族館、海浜公園、宿泊施設、にぎわい施設など2024年春までに順次開業へ

2022年1月11日 発表

「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」の建設工事に着手

 サンケイビルと代表企業する企業グループ・神戸須磨Parks+Resortsは1月11日、神戸市の「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」における水族館と園地建設工事に着手したことを発表した。併せて整備を進める宿泊施設、駐車場、にぎわい施設にも順次着工する。

 1987年に開園した須磨水族館や海浜公園、Park-PFI制度によって園地、水族館、宿泊施設、にぎわい施設、駐車場で構成される新たな施設に再整備するもの。企業グループはサンケイビルを代表企業に、三菱倉庫、JR西日本不動産開発、竹中工務店、阪神電気鉄道、芙蓉総合リース、グランビスタホテル&リゾートが参画している。

 須磨海浜水族館はリニューアルに向けてすでに本館のみの営業となっており、現在の本館も2023年5月に閉鎖する予定となっている。

 新施設は「地域コミュニティと観光客が交流する“つながる”海浜リゾートパークの実現」をテーマに、公園の利便性・快適性を高める「コミュニティ・パーク」と観光客誘致を目指す「デスティネーションリゾート」を調和させたもの。核施設となる須磨海浜水族館は、地域コミュニティ(エデュケーション)と集客ランドマーク(エンタテイメント)を融合した「エデュテインメント水族館」を目指す。また、併設の宿泊施設は、地産地消にこだわったグルメなどを提供する価値体験型ホテルとなる。

 駐車場を2023年5月、園地を2023年9月、にぎわい施設を2023年9月に順次開業。水族館と宿泊施設を含めたグランドオープンは2024年春を予定している。

再整備後のイメージ
須磨海浜水族館のリニューアル後のイメージ
事業概要