ニュース

小田急、旅行事業再編。オンラインにシフトし、ダイナミックパッケージなど販売へ。小田急トラベルは1店舗を残して営業終了

2021年10月29日 発表

小田急グループが2022年春に旅行事業を再編。オンラインにシフトし、3店舗を営業終了する

 小田急電鉄と小田急トラベルは10月29日、2022年春に旅行事業を再編することを発表した。

 小田急トラベルが現在運営する4店舗のうち、箱根旅行専門店「はこね旅市場」のみを残し、旅行プラザ新宿西口店、旅行プラザ町田店、旅行サロン代々木店の3店舗は2022年2月末に営業を終了。

 販売チャネルをオンラインにシフトし、旅行商品の企画から造成、販売までを小田急電鉄が主体となって行なっていく。

 小田急トラベルは、小田急電鉄の旅行業者代理業者として、一部店舗での旅行商品販売や、これまでのノウハウを活かした旅行行のサポートや情報発信を担当。地域や行政と連携した商品造成を強化する。

 初校商品は、箱根などの沿線に特化して交流人口創出の役割を強化。小田急電鉄公式サイトや観光情報サイト「箱根ナビ」における提案強化など、利便性向上を図っていく。

 2023年春には、機能をより強化した新たなオンラインWebサイトを開設予定。宿泊と交通、着地型観光などを自由に組み合わせて購入できる「ダイナミックパッケージ」の機能を付与するほか、小田急グループが推進するMaaS機能との連携も図る。