富士五湖エリアを顔パスの手ぶら観光。パナソニック、「顔認証デジタルパス」実証実験

パナソニックは富士五湖周辺エリアで周遊eチケット「顔認証デジタルパス」の実証実験を実施する

　パナソニック システムソリューションズ ジャパンとパナソニック コネクティッドソリューションズ社、富士急行、ナビタイムジャパンは、「富士山エリア観光DX革新コンソーシアム」を立ち上げ、富士五湖周辺エリア全体の回遊性の向上を目指す観光型MaaS「手ぶら観光サービス」の実証実験を実施する。期間は11月1日～12月31日。

　周遊eチケット「富士五湖 顔認証デジタルパス」により、エリア内に点在する複数の観光施設と交通機関（周遊バス・鉄道）で、入場や決済が顔だけでシームレスに利用可能となる。

　なお、同デジタルパスは、AIによる来場者予測に基づいたダイナミックプライシングで販売する。料金は大人6300円～1万円、子供4600円～7300円。

エリア内の観光施設と交通機関を顔認証で利用できる

顔認証で入場可能な観光施設

・富士急ハイランド（FUJIYAMAタワー含む。アトラクション乗り放題のフリーパス1日券つき）
・フジヤマミュージアム
・ふじやま温泉・富士山パノラマロープウェイ
・河口湖遊覧船
・富岳風穴
・鳴沢氷穴
・忍野 しのびの里
・山中湖遊覧船

※富士急ハイランドのフリーパスは1日のみ有効。その他施設は有効期間内に何度でも利用可能。

顔認証で乗車可能な交通機関

・周遊バス（河口湖周遊バス、西湖周遊バス、鳴沢・精進湖・本栖湖周遊バス、富士吉田・忍野・山中湖周遊バス）
・富士急行線（河口湖駅～下吉田駅間）

顔認証で決済可能な店舗

・富士急ハイランド内売店「SHOP FUJIYAMA」
・富士急ハイランド高速バスターミナル売店
・河口湖駅売店「Gateway Fujiyama」
・忍野しのびの里売店