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飛鳥歴史公園、星野リゾートを宿泊研修施設の管理運営事業者に選定。2022年から20年間。明日香村観光の拠点形成へ

2021年10月19日 発表

国営飛鳥歴史公園 祝戸地区の宿泊研修施設を管理運営する新たな民間事業者として、星野リゾート・マネジメントを選定

 国土交通省 近畿地方整備局 国営飛鳥歴史公園事務所は10月19日、国営飛鳥歴史公園(奈良県高市郡明日香村)において、Park-PFI方式活用による民間事業者を公募していた宿泊研修施設を中心とした管理運営者に、星野リゾート・マネジメントを選定したことを発表した。

 宿泊研修を担う施設として設置されていた「祝戸荘」の設置管理者撤退に伴い、祝戸地区内の民活エリア(約1万6700m 2 )についてPark-PFI方式を活用して、宿泊研修施設を中心とした管理運営を行なう新たな民間事業者を公募したもの。3者から応募があり、検討委員会での審議を経て、星野リゾート・マネジメントを公募設置等予定者に選定した。

 計画では、「地域計画を踏まえ、明日香村内を周遊する観光客に休憩・体験・宿泊機能を提供し、地域の観光振興に貢献」「既存施設を活用し、個室型食事処と客室を中心に宿泊研修施設の運営を行なう」「明日香村らしい食事の提供や、自然・歴史・文化を体験できる企画の実施などにより地域に根ざした活動を行なう」といった方針を提示。事業スケジュールは2022年から20年間を予定している。