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中部横断道 山梨~静岡、全線開通後に国道52号からの交通転換が進む。有料区間の利用も3~4割増

2021年10月8日 発表

国交省とNEXCO中日本が中部横断道 山梨~静岡間の全線開通後の交通状況速報を発表(画像は休日・全車の交通状況)

 国土交通省 関東地方整備局 甲府河川国道事務所とNEXCO中日本(中日本高速道路)は、8月29日に全線が開通した中部横断自動車道(E52)山梨~静岡間の交通状況速報を発表した。

 新たに開通した無料区間、身延山IC~下部温泉早川IC間の交通量は平日で1日7700台(うち大型車2400台)、休日で1日1万1400台(うち大型車950台)。

 同区間の開通前後で、接続する有料区間新清水JCT~富沢ICの交通量が平日で3割、休日4割ほど増加。ミッシングリンクの解消で連続利用が増加したことが見て取れる。

 また、断面交通量の変化の調査では、全体の交通量は開通後に増加しているにもかかわらず、国道52号の交通量は2割~4割減少。国道52号から中部横断道への交通転換が図られた状況が現われている。

区間別交通量と断面交通量の変化
交通状況(平日・全車)
交通状況(平日・大型車)
交通状況(休日・全車)
交通状況(休日・大型車)