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東名/新東名~中央道がつながる。中部横断道 山梨~静岡間が8月29日全線開通。富士山周辺を高規格道路で周遊可能に

2021年7月21日 発表

中部横断道 山梨~静岡区間が8月29日16時に全線開通

 国土交通省 中部地方整備局 甲府河川国道事務所とNEXCO中日本(中日本高速道路)は7月21日、中部横断自動車道(E52)南部IC(インターチェンジ)~下部温泉早川ICを8月29日16時に開通することを発表した。

 中部横断道の山梨~静岡区間で唯一未開通となっている区間で、当初予定から延期され、今年度初めには「2021年9月開通を目指す」との時期を公表しており、その見通しから若干前倒ししての開通となる。

 本区間、延長約13.2kmが開通することで、中央自動車道(E20)双葉JCT(ジャンクション)~新東名高速道路(E1A)新清水JCT~東名高速道路(E1)清水JCTが高速道路でつながることになり、山梨県庁~静岡県庁間の所要時間は中部横断道未使用時/使用時の比較で約165分から約95分へと約70分短縮可能となる。

 また、富士山西部に位置する本区間が開通する一方、富士山東部では4月に新東名 新御殿場JCT、国道138号須走道路などが開通済み。富士山をぐるりと囲む高規格道路による広域観光ネットワークが形成されることになる。

中部横断道 富沢~六郷区間の概要
開通効果